「怒られているような気分」太田光が仁王像にビビる?

2015/06/01 05:00 配信

バラエティー

「ぶっちゃけ寺」で初めての関西ロケに挑んだ爆笑問題・太田光、高畑淳子ら(写真右から)(C)テレビ朝日

6月1日(月)に放送される、爆笑問題がお坊さんの内情を引き出すバラエティー「お坊さんバラエティ ぶっちゃけ寺 3時間スペシャル」(テレビ朝日系)で、爆笑問題の太田光が同番組では初めてとなる関西ロケを敢行。女優・高畑淳子やお坊さんたちと共に、奈良の東大寺を訪れた。

太田らはまず参道で、仏教において“悟りを導く水先案内人”のような役割があるという鹿の群れに遭遇。鹿せんべいに群がる鹿たちから少々手荒な歓迎を受けつつ、「南大門」を目指すことに。

南大門といえば、運慶と快慶が造った2体の仁王像が待ち構える場所。門の真ん中に立つと、どちらの仁王像とも目が合うように設計されていて、実際に門の真ん中に立った太田は「怒られているような気分…」と、ちょっぴり萎縮していた。

しかしながら、摩訶不思議な感覚にも陥ったようで「照明をたいていないから、暗いんですよ。その中にうっすらと仁王像が浮かび上がって、アニメーション映像や影のような感じに見えるんです。仁王像が目の前に立っているのは頭では認識してるんだけど、不思議と別の空間に見えちゃって、実際に目で見て確認できてないような気がしてしまう!」と、冷静な太田にしては珍しく興奮気味に感想を語った。

続いて、太田らは「大仏殿」へ。世界最大級の金銅仏である「奈良の大仏」と対面。その姿を目の当たりにした途端、太田も高畑も言葉を失った。とりわけ「修学旅行が終わった後の文集に『大仏を見て感動した』って書いたのをはっきり覚えてます」という太田は、長年の時を経て再び言葉にならない感動を覚えていた。

さらに当時の思い出が鮮やかによみがえってきたようで、他では聞けない貴重なエピソードもぶっちゃけた。その心温まりつつも、うっかり笑える内容は、オンエアで確かめてほしい。

また、太田と高畑は大仏殿の柱にある「大仏の鼻の穴と同じ大きさの穴」のくぐり抜けにも挑戦。「くぐり抜けると頭が良くなる」といわれている穴だが、大の大人である2人はくぐり抜けることができるのか。

なお、番組ではお坊さんたちが「東大寺のスゴイところ」を丁寧に解説。南大門の屋根の構造や仁王像が造られた理由、奈良の大仏の手の形の深い意味、大仏の鼻の穴と同じ大きさの穴と関係していることわざなど、ただ参拝するだけでは得られない知識や、ありがたい話が続々と飛び出す。

また、火災を免れ、創建当初から残る東大寺の鐘は「日本三名鐘」にも数えられ、大きな見どころの一つ。実はこの鐘を毎夜鳴らしているのはお坊さんではなく、ある特別な存在だというが、それは果たして誰なのか。

ただ東大寺を訪れただけでは得られない東大寺情報が詰まったスペシャル。ぶっちゃけ見ないと、罰当たりになるのでは?