6月1日、日本赤十字社による“羽生結弦選手と共にいのちと献血の大切さを考えるイベント”が都内にて開催され、キャンペーンキャラクターを務めるフィギュアスケートの羽生結弦選手が登壇した。
同イベントは、6月14日(日)の世界献血者デーを前に、献血によって命を助けられた人たちからの手紙を紹介しながら、命と献血の大切さを考えるというもの。
羽生選手は、山本シュウ、小林麻耶らとトークショーを展開。山本から「24時間、スケートのこと考えてるちゃうか」と問われると、羽生選手は「それは微妙ですけど…」と苦笑い。
さらに、「大学も結構大変で、昨夜も課題にかなり追われていました。寝はしましたけど、4時間ちょっと…」と大学生活についても明かした。
そして、献血に関して「僕自身、手術とか、実際にアクシデントもあって出血をしたこともありました。自分はそこ(輸血を必要とする)まではいかなかったけれど、輸血を必要とされる方々を身近に感じられた」と昨シーズンを振り返りながら語った。
小林から「羽生選手のおかげで献血を知り、実際に献血に行った」という人が大勢いることを伝えられると、フィギュアスケートのファンの人たちの年齢層は幅広く、小学生や幼稚園児から「羽生選手と結婚します!」という手紙(ファンレター)をもらったというエピソードを笑顔で語る一幕も。
また、出演中のCM撮影秘話も公開。回転するシーンは「スケーターとして、歌うだけじゃ僕らしさが出ない」という羽生選手の意思で追加されたという。
さらに、「スケーター目線で見たら軸がずれていた。ちょっと汚いな」と、3テイクほど撮影したことを明かし、「“パワー”という部分をスケーターらしく出せたんじゃないかな」とコメント。
歌を歌うシーンでは、声を出して歌っていたことも明かし、「(普段から音楽を聞いていると)多分、時々口に出ていると思う。家ではお風呂場で歌うので、姉や母から『もうちょっと静かにしなさい』って言われる」と恥ずかしそうに告白した。