毎週金曜夜に放送中の剛力彩芽主演ドラマ「天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-」(テレビ朝日系)が、6月5日(金)に最終回を迎える。
最終回のストーリーは、新聞記者・朝田(吉川麻美)が階段から突き落とされ、死亡する事件が発生。その直後、なぜかヒカリ(剛力)と弁護士・茶島(渡部篤郎)が所属する警視庁未解決事件匿名交渉課の廃止が決定する。
納得のいかないヒカリは理由を探ろうとするが、茶島からも東京地方検察庁の検事・阿野(荒川良々)からも「警察官を続けたければ、この件には関わるな」とくぎを刺されてしまう。
そんな中、茶島はひそかに、10年前に牧慶子(棚希美)という事務官が殺害された事件を調べ直す。被疑者として浮上した交際相手・高塔(太賀)は当時、担当検事だった茶島の前で一度は罪を認めたものの、別の被疑者・井手(大谷幸広)が現れたため不起訴処分になっていた。
その後、現在は最高検察庁の特任検事長で、匿名交渉課の設立にも関与した神楽坂(宇崎竜童)が、茶島に代わって担当検事となり、無実を訴える井手を起訴した。この因縁の事件になぜ今になって茶島が向き合おうとしたのか。それは希美が10年前の事件について調べていた上に、慶子と同じ場所で殺されたからだった。
今回、そして10年前の殺人事件の裏には何があったのか。その真相を究明すべく、ヒカリと茶島は極秘裏に動き出す。果たして本当の“天使と悪魔”は誰なのか、ヒカリと茶島が見据えるクライマックスには明るいヒカリが差すのか?
テレビ朝日の山田兼司プロデューサーは「この“ゴール”は匿名交渉課という架空の秘匿組織を作った段階で、最初から決めていた話です。茶島という警察組織に絶対来ないような弁護士が来るという話を作った以上、茶島は過去の事件にとらわれているという裏設定がありました。司法取引という、使ってはいけない手法を使っているこの組織の行く末とかを含めて、最終回で全てけりをつけたいなと思っています。ヒカリも茶島も匿名交渉課としては動けないんですけど、けりをつけるためにどう動いていくか、どうけりをつけるかというところに注目していただければと思います!」と、力強くアピールした。
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