剛力号泣の撮了 “悪魔”の目にも涙?

2015/06/05 05:00 配信

ドラマ

「天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-」の主人公・ヒカリ役の剛力彩愛と相棒・茶島役の渡部篤郎(写真右から)(C)テレビ朝日

6月5日(金)に最終回を迎えるドラマ「天使と悪魔-未解決事件匿名交渉課-」(テレビ朝日系)が、放送日数日前に無事クランクアップ。約3カ月にわたって最強のバディーを組んできた剛力と渡部は偶然にもそろって撮影最終日を迎え、剛力は主演の重圧から解放された安堵(あんど)感からか、人目もはばからずに号泣した。

同作は、人を疑うことができない“天使のような警察官”ヒカリ(剛力)と、誰も信じない“悪魔のような天才弁護士”茶島(渡部)が「司法取引」という“禁断の交渉”を駆使し、未解決事件を解決してきた新感覚の本格ミステリー。

このたび最終回を直前に控えた吉日、無事オールアップを迎えた。もともと、剛力と渡部は別の日にクランクアップする予定だったが、神のおぼしめしか、気まぐれか、撮影スケジュールに変更が生じ、偶然にも2人がそろうシーンで最終日を迎えることになった。

全ての撮影が終了し、スタッフから花束と寄せ書きの色紙を手渡され、剛力の胸にさまざまな思いが一気に込み上げる。そして美しく真っすぐな瞳からはボロボロと涙がこぼれ落ちた。その無垢(むく)な涙に、普段はクールな渡部でさえ心を揺さぶられていた。

「いろいろと本当にありがとうございました。すごく大変な現場だったと思いますが、スタッフの皆さんのおかげでいい作品を作ることができたと思います。本当は自分の力だと思っていますが…というのはうそです(笑)」と、ジョーク交じりにあいさつ。しかし冗談めかした言葉とは裏腹に、その目からはキラリと光るものが。

そんな渡部の温かい人柄を証明するかのように、剛力からは「正直なところ、最初は渡部さん=怖い人という印象があったのですが、実際はすごく優しくて! 現場も本当に温かく、皆さんに支えられながら、ヒカリも私自身も成長できたかなって思います。今後もまた、皆さんとお仕事ができるように頑張りたいと思います」と、先輩俳優やスタッフたちに感謝の言葉を贈った。

共に手を取り合いながら、おのおのが演じるキャラクター像を膨らませ、抜群のコンビネーションを育んできた剛力と渡部。2人の強い絆を感じずにはいられない、感動的なクランクアップとなった。

かつてない衝撃の展開をもって最終回を迎える「天使と悪魔」。剛力も「オンエアを心から楽しみにしています!」と胸を躍らせる、光と闇のコントラストが鮮やかなラストエピソードを見て、“明日へ架ける光”の向こう側にいざなわれよう。