釣りをテーマにした異色アイドルグループ・つりビットが、6月6日に東京・日比谷公園小音楽堂にてグループ初となるフリーワンマンライブを開催。好天に恵まれたこともあり、約1000人の観客が集まる盛況となった。
この日つりビットは、アルバム『フィッシングライフ』で着用した魚柄のスカートに、夏らしいカラフルなノースリーブのコーディネートで登場。冒頭、MCでサブリーダー・竹内夏紀が「日比谷公園小音楽堂という場所で、伝説になるようなライブにしたい!」と意気込んだ後は、終始テンション高く全13曲、約90分のパフォーマンスを展開した。
途中、安藤咲桜が「私の大好きな漫画、アニメ、プロレス、スーパー戦隊…すべて(の要素)が入った曲」というソロ曲「アイツのひざだっこ」を披露。曲中では、安藤が客席に向かってラリアットをして観客が倒れたフリをするという“寸劇”も成功させていた。
また、ゲストとして登場したボン溝黒(カナリア)作・演出で、つりビットとして初めてのショートコントにも挑戦。聞間彩の「みんな、早くしないと次の現場回せないよ〜」というアドリブで客席から大きな笑い声が沸き起こり、ボン溝黒も「初めてなのにアドリブ入れてきた!」と驚くひと幕もあった。
アンコールを含めすべての楽曲を歌った後に、リーダー・長谷川瑞が「フリーライブなのでみんなが来てくれるのかずっと不安だったけど、客席がいっぱいでビックリしました! 最高にうれしかったです」と挨拶。5人はキラキラとした汗を滲ませながら、ステージを降りていった。
なお、この日はオープニングアクトとして、つりビットが所属するKisspoint Records(キスポイントレコーズ)の研修生ユニット「ファーストきすぽ」が登場。7人の研修生が「ロマンティックあげるよ」、また7人の中から中学1年生コンビの川村めいかと渡辺ゆりんが「愛・おぼえていますか」と懐かしい曲2曲を披露し、観客から暖かい声援を浴びていた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)