背番号55が復活!「スポーツ王」にゴジラ松井が襲来

2015/06/10 06:00 配信

バラエティー

「とんねるずのスポーツ王は俺だ!! 2015 夏の決戦スペシャル」で対決する石橋貴明、松井秀喜(写真左から)(C)テレビ朝日

とんねるずが一流アスリートとさまざまな競技でガチンコ対決を繰り広げるスポーツバラエティー「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日系)の夏の特別版が、7月5日(日)に放送されることが分かった。今回は恒例の“リアル野球BAN”に、満を持して日本プロ野球界の至宝・松井秀喜が参戦する。

ことし正月、オリックス・バファローズ・糸井嘉男選手、北海道日本ハムファイターズ・中田翔選手、福岡ソフトバンクホークス・内川聖一選手ら新生侍JAPANの挑戦を退け、勢いに乗る石橋貴明率いる石橋JAPAN。“リアル野球BAN世界王者”の名をほしいままにしてきたが、そんな石橋についに松井が挑戦者として名乗りを挙げた。

松井といえば、石川・星稜高校時代から超高校級スラッガーとして注目され、巨人軍では長きにわたって4番打者として君臨。そして、MLB時代にはニューヨーク・ヤンキースで'09 年、チームをワールドチャンピオンに導き、自らもシリーズMVPに輝いたスーパースター。

その松井が、広澤克実、アレックス・ラミレスとかつて巨人軍の4番を張ったスラッガーと“チームゴジラ”を結成。

TIM・ゴルゴ松本、帝京高校出身で「リアル野球BAN」では6割7分3厘という高打率を残す吉岡雄二、さらに、中日と楽天で本塁打王に輝いた山崎武司を迎えた“チーム帝京”と激突する。

松井が現役時代、身に付けていた当時と同じデザインの巨人軍ユニフォームで登場したゴジラたちの迫力に、石橋も「ついにやりましたね」とやる気満々。そんな石橋に対し、松井は「チームメートも強力ですから」と自信たっぷり。

しかし、石橋も「リアル野球BAN対決」では現在4連勝中と絶好調。通算成績を9勝9敗の五分に戻し、「今回勝ったら来年の正月はドミニカと対戦です」と豪語する。

さらにチーム帝京の心強い助っ人・山崎は'96年のシーズン、松井と本塁打王を争い、勝った経験がある。とはいえ、昨夏に出場した「リアル野球BAN対決」では8打数2安打1打点といまひとつ。山崎いわく「今回は打ち込んできました」ということだが、練習の成果を見せられるか。

戦いの舞台となる西武プリンスドームは、松井が'02年に巨人軍の一員として最後の試合を行った場所。その時は西武ライオンズとの日本シリーズで4連勝、見事日本一に輝いたが、松井は「やはり特別な球場ですね」と感慨深げ。

「きょうの僕は巨人軍の選手としてここに来ています。全員がその巨人で4番を打ったことがある選手。心理的にも有利です」とあくまでも強気な松井に呼応するかのように、ラミレスも「絶対に勝つ!」と宣言する。

試合はチームゴジラの先攻でスタート。初回からゴジラ松井を中心にチームゴジラが持ち前のパワーを見せつける。終始自信たっぷりの石橋はどう打ち崩すのか。

そして石橋がどんな配球で強力打線を封じ込めるのか、巧みなピッチングの組み立てにも注目。「リアル野球BAN」の戦いを知り尽くしたチーム帝京とチームゴジラの戦いの行方はどうなるか。「リアル野球BAN」ならではの“珍プレー&好プレー”に期待したい。

初のスポーツ王出演に、松井は「引退後にこういうバラエティー系の番組に出るのは初めてだと思いますが、タカ(石橋)さんとは以前にも何度かお会いしていましたし、こういう機会で再会できたのはうれしかったです。

“野球BAN”は見たことがなくて、試合前に初めて見せていただきました。それでだいたい把握したんですが、セットが大掛かりでビックリしました。準備に相当な時間が掛かるでしょうね。ただ、これはバッティング技術よりも運だな、ということがよく分かりましたね(笑)」と感想を明かす。

また、今後の出演については「また、いつか“野球BAN対決”に戻ってきたいな、と思います。今度やるときのメンバーですか? うーん、考えておきます(笑)。

チームヤンキース? 日本人選手を集めることはできるかもしれないですね。でも、マー君(田中将大投手)を呼ぶのも大変かもしれないしなー。イチローさん? 無理ですね。井川(慶)あたりを呼んでみますか(爆笑)」と、夢のようなキャスティング案を披露し、周囲を興奮させた。