体に風船を巻き付けた茶色い子犬・ティニーが主人公のアニメ「ふうせんいぬティニー」(NHK Eテレ)。そのクリエーター&スタッフ陣によるトークセッションが6月13日(土)に開催される。
「ふうせんいぬティニー」は、'13年の本屋大賞にノミネートされた「世界から猫が消えたなら」(マガジンハウス)の著者・川村元気と、“ニャンまげ”や“リスモくん”といった有名キャラクターを手掛けたアートディレクター・佐野研二郎のタッグが作り上げたキャラクター。
昨年9月のアニメ放送開始から幼い子供たちの人気を集め、アパレルやインテリアなどの関連グッズは母親たちの関心も高いという。
今回のトークセッションでは、マルチに展開する「ふうせんいぬティニー」の創作や、商品化・アニメ化の舞台裏を気鋭のクリエーターたちが語り合う。当日は、原作者の佐野研二郎の他、奥村健一(マガジンハウス/編集者)、西岡敦史(ソニー・クリエイティブ プロダクツ/商品化担当)が登壇し、同じく原作者の川村元気はビデオ出演でメッセージを寄せる。
このイベントは、“知的財産”への理解を深めるため特許庁が東京国際フォーラムで行う「TOKYO IP COLLECTION 2015」の一環として開催される。普段、特許や商標になじみのない人も、身近なアニメを通して、日本が世界に誇る発明やデザイン、キャラクターの“生かし方”を考える機会になりそうだ。
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