戦後70年 沖縄慰霊の日に沖縄で平和コンサート

2015/06/19 12:22 配信

芸能一般

宮沢和史はヒット曲「島唄」などを熱唱

NHK沖縄では、6月23日(火)の沖縄慰霊の日に「沖縄戦後70年おきなわPEACE LIVE」を放送する。

同番組は、戦後70年という節目の年を迎え「NHK沖縄放送局戦後70年」企画の一つとして沖縄市民会館で行われたライブイベントを放送する特別番組。

ライブには、沖縄出身のKiroroやHYの他、一青窈宮沢和史亀田誠治が出演。司会も務めた宮沢は沖縄出身ではないものの、沖縄民謡がきっかけで沖縄に興味を持ち、沖縄をたびたび訪れ、沖縄民謡を後世に残す活動をしているほど沖縄に思い入れが強いミュージシャン。

宮沢は、ヒット曲として知られるTHE BOOMの「島唄」のルーツが、沖縄民謡から生まれた曲というエピソードも明かした。

さらにKiroroとHY・仲宗根泉の3人で組んだユニット「さんご」が「いのちのリレー」を披露。ユニット名「さんご」の由来は、沖縄の「サンゴ」と母親の「産後」を掛けたものだが、ユニット名候補に「ジュゴン」など、平和の象徴の名前が挙がったという。

そんなエピソードを司会者が披露した際、仲宗根が「ジュゴンって言う時に私を見ましたよね」と司会者に詰め寄り、会場から笑いが起きる一幕も。

さんご」の演奏には、NHK Eテレの「亀田音楽専門学校」で知られるプロデューサーの亀田が、ベーシストとして参加した。なお、沖縄慰霊の日には、NHK総合で昼0時5分から「戦後70年沖縄全戦没者追悼式」が全国中継される。