6月17日に埼玉スタジアム2002で行われたサッカー「2018FIFAワールドカップロシア アジア地区2次予選兼AFCアジアカップ2019予選」が、テレビ朝日系で生中継され、視聴率22.0%を記録したことが分かった。
毎分最高視聴率は、試合終了直前の夜9時24分にマークした28.6%だった。(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)
“格下”シンガポールを相手に、ハリルホジッチ監督就任以来3連勝中と波に乗る日本代表が戦った同試合。
大方の予想では、ホームの大観衆を背に、タレントぞろいの日本代表攻撃陣がゴールラッシュで圧倒する…というところだったが、まさかのスコアレスドロー(0対0)でフィニッシュ。
ボール支配率、セットプレーの数では圧倒したものの、悪しき日本サッカーの慣習ともいうべき決定力不足がこのタイミングで出てしまい、本田圭佑、香川真司、宇佐美貴史らが何度もゴールを脅かすも、得点を奪えなかった。
終盤には大迫勇也や原口元気らフレッシュなメンバーを前線に配置し、再度得点を狙うも、シンガポールのゴールキーパーのイズワン・マフブドの好セーブにも阻まれ、最後までゴールネットを揺らすことができなかった。
初の公式戦で課題が浮き彫りになったハリルジャパン。8月の「EAFF東アジアカップ2015決勝大会」やその先の2次予選へ向けて速やかなる修正が必要だ。
次こそ、(テレビ朝日系の)解説の松木安太郎の絶叫が「ファウルだろ!」ではなく、「ナイスゴール!」に変わることを期待したい。
なお、松木は毎週土曜に放送中の東京オリンピックへ向けたスポーツ応援番組「TOKYO応援宣言」(土曜夜0:15-0:45テレビ朝日系)で“応援ナビゲーター”を務めている。
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