多様化する“性のカタチ”について池上彰が解説!

2015/06/20 05:00 配信

バラエティー

「池上彰のニュースそうだったのか!!2時間SP」でさまざまなジャンルの話題を解説する池上彰(C)テレビ朝日

6月20日(土)に放送される情報バラエティー「池上彰のニュースそうだったのか!!2時間SP」(テレビ朝日系)で、地震、イルカ、サミット、LGBT、マイナンバーについて、池上彰が詳しく解説する。

■「地震」。5月30日に東京で東日本大震災以来最大規模の地震が発生したが、“緊急地震速報”は鳴らなかった。なぜ巨大地震でも速報が出ないのか、そもそも震度とマグニチュードの違いは何なのか、そして国際的な視点も踏まえて解説する。

■「イルカ」。日本のイルカ漁をめぐるニュースが国際社会を騒がせている。和歌山でのイルカの追い込み漁が世界動物園水族館協会(WAZA)の非難の対象となり、追い込み漁をやめないならWAZAから脱退するよう迫られていた。

日本動物園水族館協会(JAZA)は漁の中止を了承したが、400年以上続く伝統漁が存続の危機にあるだけでなく、水族館で人気のイルカショーも見られなくなる可能性が。実は日本以外にも追い込み漁を行っている国はあるのだが、なぜか日本だけが非難されているという。その理由を紹介する。

■「サミット」。先日ドイツでサミットが行われたが、現地に赴いた池上が日本では報道されなかった内容を詳しく報告する。

今回のサミットで大きな議論となったのは“ウクライナ問題”や“ギリシャ危機”なのに、日本では中国についてたくさん話されたと報じられた。

現地で見た池上が、なぜそのような報道がされたのか、サミット特有の決まりごとを解説する。また、来年のサミットは三重・志摩で開催されることが発表されたが、開催地を決めた総理はそのサミットに参加できないなど、日本開催のサミットにまつわるジンクスも紹介。

■「LGBT」。LGBTとは性に関して少数派の人たちを総称する呼び方。人間の性は本来複雑だが、カラダの性、ココロの性、好きになる性の3つの組み合わせで考えた場合、L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシャル)、T(トランスジェンダー)が少数派とされる。

そんな中、日本には13人に1人の割合でLGBTと呼ばれる人が存在するという。世界ではことし5月、国民投票により同性婚が認められたアイルランドをはじめ19の国と地域で同性婚が認められているが、アジアで同性婚が合法化している国はまだない。

キリスト教、イスラム教、仏教では同性愛をどう捉えているのか、また渋谷区の条例で導入された“パートナーシップ証明”とはどういったものなのか、詳しく説明する。

■「マイナンバー」。年金機構の情報流出問題が発端となって話題となっているマイナンバー制度。住基ネットの拡大版というが、これによってわれわれの生活にどんな影響があるのか、メリットとデメリットを紹介する。

多種多様で複雑なジャンルを扱う今回の池上解説。学校での勉強には集中できない人も、もっと授業よりもっと詳しく知りたい人も、これを見れば「そうだったのか!!」と深く理解できそうだ。

キーワード