古田敦也が「熱闘甲子園」の新キャスターに就任!

2015/06/19 05:00 配信

芸能一般

思い入れの強い阪神甲子園球場で笑顔を見せる新キャスターの古田敦也(C)ABC

8月6日(木)に開幕する「第97回 全国高等学校野球選手権大会」。そこで繰り広げられる高校球児の“熱闘”を伝える「熱闘甲子園」(テレビ朝日系)の新キャスターに、元プロ野球選手の古田敦也が就任することが分かった。

昨年に引き続き、テレビ朝日の山本雪乃アナもキャスターとして番組に参加する。

新キャスターに就任した古田は「高校時代に甲子園に出場できなかったので、まさか自分がやるとは思っていませんでした」と、心境を打ち明ける。

一方、山本アナは古田の印象を「とにかく面白い人!!」と話し、「(古田は)『熱闘甲子園』への愛が本当にある方で、私も負けていられません!」と笑顔交りに意気込みを明かした。

「第97回 全国高等学校野球選手権大会」は、1915年に始まった「第1回 全国中等学校優勝野球大会」から数えて100年目を迎える記念大会。さらに、'81年から放送開始した「熱闘甲子園」も35周年を迎え、甲子園の表と裏を伝えてきた同番組にとってもことしはアニバーサリーイヤーとなる。

記念すべき年のキャスターに決まった古田は、'89年に東京ヤクルトスワローズに入団し捕手として活躍。その後、選手兼任監督も務め、ことしの1月に野球殿堂入りを果たすなど、数々の功績を残してきた野球界のレジェンドだ。

“ID野球”を実践し、頭脳派としても知られる古田がプロへの登竜門に挑む球児たちの熱戦を冷静に伝える。

そんな古田は、高校3年の時に地方大会で負けてしまい、甲子園出場の夢はかなわなかった。その年の夏は甲子園のスタンドで、後にチームメートになる池山隆寛の活躍を目の当たりに。古田は「“聖地”と言われる場所で活躍できる彼をうらやましく思った」と今だから話せる思いを口にする。

大会が行われる兵庫の阪神甲子園球場は、兵庫出身の古田にとっては“近くて遠い甲子園”だった。だからこそ、選手時代には甲子園の土を踏めなかったという思いから、“一番好きな番組”を聞かれると、思い入れの強い「熱闘甲子園」と答えていたという。

あらためて古田はキャスターとしての意気込みを「出場する球児は都道府県の代表なので、当時の僕のような高校生や応援しているみんなの思いを背負っている。そんなところをしっかり取り上げる番組だと思うので、僕もそれを皆さんに伝えていければと思います」と熱く語った。

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