橋本環奈が早くも「カイ…カン…」を初披露

2015/06/23 18:52 配信

映画

角川映画40周年記念の新作「セーラー服と機関銃 ‐卒業‐」に主演する橋本環奈

1976年公開の「犬神家の一族」から40年。出版界と映画界をつなぎ合せた“メディアミックス”で進化を遂げてきた角川映画が2016年、40周年を迎え、同年公開される記念の新作タイトルと主演決定発表会が行われた。

記念作品のタイトルは「セーラー服と機関銃 ‐卒業‐」。1981年12月に公開された「セーラー服と機関銃」は、 シリーズ累計264万部を超えるメガヒット原作と主演の薬師丸ひろ子の名演が話題を呼び、翌年の方が興行収入第1位の47億円を記録した角川映画の代表作。その後も原田知世(1982年)、長澤まさみ(1993年)の2度にわたりテレビドラマ化されるなど、まさに伝説的なタイトルのシリーズ最新作となる。そして今回、主人公の星泉を演じるのは、天使過ぎるアイドルとして注目を集める橋本環奈であることも発表された。

登壇した橋本は「憧れの存在であった薬師丸ひろ子さんが演じた星泉を演じさせていただくなんて、と感激しました。しかし、今の心境は?と尋ねられたら、ただただ感じたことない重圧でいっぱいです。過去の作品で印象に残っているのは、やはりラストシーンで機関銃を撃って『カイカーン』というシーン。名だたる先輩たちが演じてこられたので、誰のようにではなく、橋本環奈らしい星泉を演じたい」と自ら不安を払しょくするかのように力強くコメント。さらに、報道陣のリクエストに瞳を閉じること数秒…「『カイ…カン…』こんな感じでどうでしょう?」と早くも橋本流のキメ台詞を披露した。

本作は、薬師丸が演じた物語のその後が描かれ、橋本は卒業を控えた高校3年生の星泉を演じる。橋本の印象を聞かれた赤川氏は「ネットで話題だったころは、かわいいけどまだ子供で、女の子らしさは感じなかったのですけど、きょう初めてお会いして、確実に大人の女性に向かって成長している。これならば高校3年生の星泉を十分演じられるなぁと思いました」と太鼓判を押した。

メガホンを取るのは、「婚前特急」(2011年)、「夫婦フーフー日記」(2014年)を手掛けた前田弘二監督で、脚本は「そこのみにて光り輝く」(2014年)で第88回キネマ旬報日本映画脚本賞を受賞した高田亮が担当する。

映画「セーラー服と機関銃 ‐卒業‐」は2016年4月公開。

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