現在放映中の「ウナコーワクールパンチ」CMに出演する女優・大沢ひかるに注目が集まっている。水色のタイトなミニ丈ワンピースに身を包んだスレンダー美女が、すっとんきょうな声で「効(き)クール!」と叫ぶコミカルな同CM。思わず画面を振り返らずにはいられないその声と表情でコメディエンヌぶりを発揮しているのが大沢だ。
くっきりとした目鼻立ちが印象的な大沢は、1995年生まれの現在20歳。中学時代はバスケットボールに熱中したというスポーツウーマンだ。2010年、スカウトをきっかけに芸能界入りし、11年に主演舞台「プールサイドストーリー」でデビューを果たした。
その後も映画「人狼ゲーム」(13年)、ドラマ「放課後はミステリーとともに」(12年)、「事件救命医2~IMATの奇跡~」(14年)などに出演。14年1月からは「王様のブランチ」(TBS系)のブランチリポーターとしてグルメレポートやインタビューにも挑戦するなど、活動の幅を広げている。舞台「ダンガンロンパTHE STAGE~希望の学園と絶望の高校生~」(14年)では“腐女子”なキャラクター・腐川冬子を「スイッチの切り替えに苦労した」と悩みながらも体当たりで演じ、振り切れた演技が高い評価を得た。
大沢は“言葉”に対するスタンスも独特だ。オフィシャルブログで13年8月から、タイトルに必ずダジャレを組み込み続けている。「メール読めーる?」(15年1月28日付)といったシンプルなものから、「縄を罠に使わなきゃ」(15年2月18日付)といったトリッキーなもの、メッセージ性も盛り込まれ、ダジャレながらにハッとさせられる「新年に強い信念」(15年1月2日付)や「傷なら絆で癒やせるよ」(13年11月24日付)などバリエーションも豊富で、その数は2年弱で165本を数える(15年6月22日現在)。整った顔立ちからは想像できない、ユニークな一面が垣間見える。
7月スタートの新ドラマ「デスノート」(日本テレビ系)に諸水千智役で出演する。また、8月にはイブキ役で出演する映画「進撃の巨人」の公開が控える。どちらの作品も超大作、大沢自身、両作品とも原作コミックのファンであり、思い入れも人一倍だ。美しいビジュアルと個性的なキャラクターを兼ね備え、若いながらに独特の世界を持つ大沢ひかるの今後から目が離せない!
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