朝ドラで注目 清水富美加「となりの関くん」ヒロインに

2015/06/26 16:23 配信

ドラマ

清水富美加が「となりの関くん」に横井るみ役として出演することが決定(C)2015 森繁拓真・KADOKAWA 刊/ドラマの関くん製作委員会

連続テレビ小説「まれ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほかNHK総合ほか)で、主人公の親友・蔵本一子を演じて注目を集める清水富美加が、7月26日(日)からMBSで放送が始まる深夜ドラマ「となりの関くんとるみちゃんの事象」(TBSは7月28日(火)スタート毎週火曜夜1:11-1:41)に出演することが決定。清水は「となりの関くん」パートに登場するキャラクター・横井るみを演じる。

本ドラマは、累計発行部数320万部突破('15年4月現在)した大人気コミック「となりの関くん」と、業界で大注目の「るみちゃんの事象」を原作とした実写ドラマ。「となりの関くん」の主人公・関俊成役は渡辺佑太朗、「るみちゃんの事象」の主人公・郁野るみ役はトミタ栞が務める。

清水が演じる横井るみは、授業中にさまざまな遊びに夢中になる謎の男子生徒・関くんの、隣の席の真面目な女子高校生。

出演が決まった清水は「『となりの関くん』は、周りで読んでいる人が多いので出演することに謎の申し訳なさがあります(笑)」としながらも、「しかし、なるべく横井さんに近づいて、でも自分の良さも失わずに臨めたらいいなと思います。せりふでのお芝居が少なく、リアクションでのお芝居が多いので、難しくて奮闘してます。楽しんでいただけたら幸いです」と意気込んだ。

また、「となりの関くん」の原作者・森繁拓真は、「横井さん役が清水さんに決まった時は小躍りして喜びました。柔らかな雰囲気やコミカルな演技がとても魅力的で、まさにピッタリな女優さんだと思います。ドラマを観る皆さんにとって最高の『隣の席の女の子』になることを期待しています!」と期待を寄せた。

さらに、「となりの関くん」の監督・細川徹は「主役の関くんは、ほとんどしゃべらないから、横井さんの心の声でドラマは進む。清水さんは、その心の声に合わせた芝居をするわけだが、大きく表情でリアクションする方が面白かったり、真顔の方が面白かったり。清水さんは、その辺の勘がとても良いです。笑いが分かる女優は、どんな役でもできると思っているので、いろんな役をやってる清水さんを見てみたい。今度は、まあまあ実際にしゃべる役でもご一緒しましょう」とコメントした。

先生に隠れて自由で斬新な遊びをし続ける関くんに翻弄(ほんろう)される横井さんを、授業中に「心の声」で演じるという、難しい設定ながらも、コメディー仕込みの表情の豊かさを生かして、キュートにコミカルに演じる清水に注目だ。