6月26日から28日まで上演された舞台「ぱんきす!3次元」の第2回公演リポートを紹介。この日、第3回公演「ぱんきす!3次元~ファースト・ラスト・ギグ?~」の開催も発表された。
「ぱんきす!」はアニメ、舞台、アクター、コミックス、音楽の5つのメディアで展開する5次元プロジェクト。舞台「ぱんきす!3次元」は'15年1月から6月までBS11で放送されていたアニメ「ぱんきす!2次元」と連動して行われた。
アニメ「ぱんきす!2次元」は、人間たちが心地よい音の中で生きていけるよう、世界の音を調律し、制御する役割を担う“音の精霊”を育成するストーリー。“聖ミューズ学院”を舞台に、5人の落ちこぼれ精霊たちが与えられたミッションをクリアしていく内容になっている。
今回上演された舞台「ぱんきす!3次元~ストレンジ・カインド・オブ・ボーイ~」では、アニメのメーンキャストも務めるスターダストプロモーションの若手俳優ユニット・恵比チリDANの5人に加え、M!LKの吉田仁人が新メンバーとして参加した。
アニメでは音の精霊界の落ちこぼれという、ケモノ耳女装のほんわかキャラクターが、舞台ではその精霊たちが憑依した売れないバンドメンバーという設定となっている。そのメンバーを演じる恵比チリDANがパンクロックサウンドとともに登場すると、集まった女性ファンから歓声が沸きあがった。
パンクスタイルの衣装と激しいダンスや歌声によるライブパフォーマンスや、軽快なせりふ回しで会場が盛り上がる中、メンバー同士のけんかが始まると、観客が服や腕を引っ張って止めたり、メンバーが観客の隣に座って話しかけるなど、客席参加型の演出は女性ファンの心をつかんでいた様子。
公演後のアフタートークでは、観客からの質問を各メンバーが答える展開になり、即興コントが披露されるなどファンにとってサプライズ満載の時間となった。そんな中、突如第3回公演の決定と「第3回公演のチケットを完売できなかった場合、恵比チリDAN解散!」という緊急指令が発表され、メンバーはプレッシャーと言いながらも次回公演に意欲を見せていた。
なお、第3回公演「ぱんきす!3次元~ファースト・ラスト・ギグ?~」は、8月28日(金)から30日(日)まで東京・新宿スタジオアルタで上演される。
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