7月18日(土)夜8時からBS11にて「英国アンティークに魅せられて~知られざる美の世界~」が放送される。番組に出演する原田夏希がイギリス・ロンドンへ取材に向かう直前、インタビューに応じた。
――アンティークにご興味ありましたか?
“手の届かない物”というイメージですけど、今回資料など見せていただいて興味が湧いてきましたね。夢があるなと思って。古い物、昔からある物を大事にとっている人がいて、それが代々つながっていって価値のある物になる。値段的なものはおいておいたとしても。
うちにもひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんの時代からとっておいてある物があって、それの価値が果たしてどのくらいあるのか分からないですけど、大事に持っているというのがすごく大事なことだと思うし、物を大事に使うというのがすてきな考え方だなと思います。
――イギリスでどんなアンティークを見てみたいですか?
ジュエリーは気になりますね。すてきな物もありそうだなというのと、あと私は紅茶を毎朝飲むんですが、自分ではそんなにいいカップとかソーサとか持っていないんですけど、紅茶を飲む時にすてきな物があったらいいなと。
あと絵とかポストカードですね。最近美術館なんかにもよく行くようになりまして。海外行く時は美術館を巡るんです。
歴史的背景とか絵の詳しいこととか全然分かんないですけど、でもあの絵の持っている力ってすごくて、特に“宗教画”とかなんですけど、「すごいなあ」とこの間思って。そんな絵とかポストカードとか見ることができたらいいなと思います。
――紅茶はどのようにして興味をお持ちになったのですか?
コーヒーはあまり飲めなくて、最近は少しずつ飲めるようにはなったんですけど、それまでずっと飲めなくて…おいしいですよね紅茶(笑)。ミルクティーがとにかく大好きで。日本でもホテルだとアフタヌーンティーのセットってあるじゃないですか、だから特別な日、ぜいたくしたい日はホテルに行ったりするんですけど。でも高いでしょ(笑)。だけどすごく優雅な気分になれるんです。
――海外旅行はお好きですか?
はい好きです。何人かで行く時もありますけど、結構一人で行くこともあって、その土地に友人が住んでいることもあるので、そこを訪ねたりしますね。
――イギリス・ロンドンには行ったことありますか?
はい、あります。ロンドンは1日だけの観光だったんですけど、大英博物館とか中心街を歩いて観光しましたね。
――イギリスってどんなイメージですか
皇室とかロイヤルファミリーとか日本と似た国というか、島国だったり、すごく近しい、精神面で日本人に似た部分があるのかなと思ったり。喋る英語で「階級」が分かるって聞いたことがあって。(サッカー選手の)ベッカムとかの話す英語を聞いていると「その人はどの辺の出身」とか分かるって聞いたことがあります。その辺でも“階級社会”の名残が強いのかなというイメージを持っています。
――ロンドンに行ったらこんなところに行きたいとかありますか?
大英博物館は本当に早足だったので、もう一回見たいなというのもありますし、あとその時は1月とかで天気があまり良くなかったんで、今回はすごく天気はいいと聞いているので、普通に街を散策できたらいいなと思っています。
――アンティークを扱う番組ということで、女性の方も見られていると思うんですが、アンティークの持つ力強さ、物の良さってどの辺りにあると思いますか?
物が良いから何年にもわたって人々に愛されると思うんですけど。私もそうですけど、新しい物がすごく好き…何でも新しい物が好きという価値観て結構あると思うんですけど、こういう時代になってもう一度立ち止まる。イギリスとかヨーロッパとか古い街並みを大事にしているし、古くからの物を大事にするという精神は、アンティークから教えてもらうものなのかなと思います。私も新しい物が大好きっていう価値観だから、今回ロンドンに行ってあらためて違うものが見えたら私自身もうれしいかなと思っています。
――今回撮影に同行するのがプロの鑑定士さん(西洋アンティーク評論家の岩崎紘昌氏)で、われわれ素人では分からないこともいっぱい学ぶと思いますが、どんなところを学びたいですか?
全然私も分からないので。目利きですかね…そんなに(世の中に)偽物があるとも思わなかったので、なんでもその辺に置いてある物全ていい物なのかなと思っていたから。何でも知りたいですね。本当にいろんなお話を聞いてみたいなと思いますね。
【番組内容】
原田夏希と西洋アンティーク評論家の岩崎紘昌氏がイギリス・ロンドンを訪問。今回番組で訪れるのは超高級アンティークが勢ぞろいし、年3回しか開催されないハイクラスなアンティークフェア、1500もの店が集まるイギリス最大の骨董(こっとう)市「ポートベロー」。他、女性必見のきらびやかジュエリーやアクセサリーが並ぶ室内マーケット「グレイズ」や、さらには骨董収集を趣味としている上流階級の個人宅などが登場する。
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