7月3日(金)の夜0時55分よりフジテレビにて、「芸人ドキュメンタリー『下がり上がり』」の放送が決定。松本人志、陣内智則がホストとなり芸人をゲストに招き、本音でトークする“ドキュメンタリー”だ。
この番組がスタートしたきっかけは、およそ1年前から松本が、陣内と続けてきた「ランチ会」。陣内が松本に、松本が会ったことのない芸人を紹介するというプライベートな会で、その「ランチ会」には芸人としての才能はあるが、生活や家族のために芸人を辞めようと考えているさまざまな人が参加してきたという。
その経験を番組に生かし、“悩める芸人”をゲストに迎え、松本と陣内が彼らの悩みや人生に、真正面から真摯(しんし)に向き合う番組が誕生した。
今回ゲストとして登場するのは、プー&ムー、トータルテンボスの2組。プー&ムーは、芸歴23年のベテランでボケ担当のおたこぷーが、その独特な動きから繰り出す「おたこぷー体操」で、福岡を中心に絶大な人気を博し、'06年に東京進出。いくつかのバラエティー番組に出演を果たすが、現在ではテレビ出演から遠ざかっている。
一方、トータルテンボスは芸歴18年でこちらもベテラン。'07年に出場した「M-1グランプリ」では2位、「爆笑オンエアバトル」(NHK総合)では史上初の3連覇('07、'08、'09年)を果たすなどの実績を持つが、最近では東京のテレビ番組への出演が激減している。
そんな2組を迎えて、トークがスタート。プー&ムーのツッコミ担当・おさむから、「ことし結果が出なかったら、家族のために芸人を辞めようと思っている」と発言するなど、普段は明るい表情で人前に出ている芸人たちが、自身の奥底に隠している悩みや迷いを吐き出していく。
松本と陣内はそんな“崖っぷち”の彼らにどのような話をするのか…? 松本は自身の経験を交え、悩みを抱えた後輩芸人たちと真剣なトークを展開する貴重な番組になっている。また、ゲスト2組の芸人は客前で漫才も披露する。
一時期人気を博した過去があったが、現在は“下がり”期間に陥ってしまっている芸人たちに“上がり”のチャンスをもたらすきっかけになるかもしれない、芸人ドキュメンタリー「下がり上がり」に注目が集まりそうだ。
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