松嶋菜々子が主演を務める2夜連続スペシャルドラマ「TBSテレビ60周年特別企画 レッドクロス~女たちの赤紙~」(TBS系)に、西島秀俊、笑福亭鶴瓶、工藤阿須加が出演することが分かった。
同作は、“女性の社会進出”の先駆け的存在として知られる天野希代(きよ/松嶋菜々子)の生きざまと家族愛を描く感動巨編。第二次世界大戦中、自らの信念で「赤紙」を受け取り戦地へ赴いた女性たちの物語だ。
西島が演じるのは、希代と満州で出会い、後に夫となる中川亘(なかがわ・わたる)。工藤はソ連軍侵攻の混乱の中で母親と生き別れてしまう希代の息子・中川博人(なかがわ・ひろと)役を、鶴瓶は希代が勤める陸軍病院に勤務する軍医・大竹英世(おおたけ・ひでよ)役を務める。
この発表をもって全キャストが決定。西島らの他には、山崎努、高梨臨らが名を連ねている。
現在は中国で1カ月にわたる長期ロケを終え、国内で撮影中。8月1日(土)、2日(日)の2夜連続で両日とも夜9時から放送される。
■西島秀俊コメント
今回、満州の開拓団村に生きる日本人役を演じさせていただきます。当時どういった思いを持って大陸での生活を選んだのか、またそこで起こったであろうさまざまな苦労や喜びなどを、深く感じながら演じていきたいと思います。松嶋さん演じる、希代という強い意志を持った女性の夫役を演じられることをうれしく思います。
■工藤阿須加コメント
母が松嶋菜々子さん、父が西島秀俊さんということで、それだけでも大変緊張していますし、気持ちが引き締まっています。僕ら世代は戦争を遠い時代のことに感じてしまいがちですが、その事実を忘れる事なく歴史も含めて自分の中でしっかり消化した上で役に臨みたいと思います。
■笑福亭鶴瓶コメント
松嶋菜々子さんとドラマでご一緒するのは初めてです。今回は松嶋さん演じる希代と対立する軍医という役回りになります。
西島秀俊さんとも、ドラマでご一緒するのは初めてで、お二人とも大変すてきで、魅力があふれている方ですので、負けないように精いっぱい演じていきたいと思います。
戦争モノで、福澤(克雄)監督とご一緒させていただくのは、「私は貝になりたい」('08年公開の映画)以来になりますので、そういった面でも身の引き締まる思いです。
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