アップアップガールズ(仮)が7月5日、東京・日比谷野外大音楽堂で「アップアップガールズ(仮)47都道県ツアー~RUN!アプガ RUN!アプガの夏!野音の夏!~」を行った。
ライブ前の囲み取材では、まず野外ということで気になる天気の話題に。新井愛瞳は「ファンの皆さんがてるてる坊主を作ってくださっていたそうなので、それが効いたのかもしれないですね」と、雨脚が弱まった空を見てファンに感謝。「チャージ730!」(毎週月~金曜朝7:30-8:15テレビ東京系)で天気予報を担当する“チャージガール!”を務める森咲樹は、「きょうまで天気にすごく敏感で、降水確率が80%から50%に変わった時にみんなで喜びの舞を踊りました」と笑顔を見せた。
また、関根梓が「てるてる坊主を実際に作ったりとか、天に向かって『晴れろ!』って叫んでましたね」と晴れを願う中、佐保明梨は「野外フェスでも、アプガの出番が終わったら雨が降り出すなど、お天気運がすごくよかったから自信がありました。朝起きて雨でも『あと10時間以上あるし、晴れるだろうな』って」と余裕の表情。古川小夏も「諦めたらそこで試合終了だみたいな感じで、絶対に晴れるから大丈夫って言い聞かせてました」と晴れへの自信を見せていた。
佐藤綾乃は「晴れてほしいっていう気持ちがすごく強くて、天気予報で雨のマークを勝手に晴れに変えたスタンプをメンバーに送ってました」といたずら心を発揮。また、仙石みなみが「私は雨女ぎみで雨が降ったら結構責められるんですけど、リハーサルから小雨だったり、やんで曇りになったりしているので、きょうから晴れ女に変わったのかなって思ってます。日比谷が終わったら晴れ女って言いたい!」と語ると、メンバーから「いやいや!」と一斉にツッコまれていた。
今回の公演が初の単独野外となるアプガ。新井は「大きなフェスにたくさん出させていただいたのですが、野外ライブが大好きなので、こうやって自分たちだけで、自分たちのステージで、自分たち7人を見にたくさんの方たちが集まってくれるっていうことは、やっぱりうれしいですね。アプガには野外映えする曲がたくさんあるので、大暴れしてファンの皆さんと一緒に距離を縮めていって、最高のお祭りにしていけたらなと思っております」と笑顔。さらに、「私たちも後ろに倒れちゃうくらい水圧の強いウオーターガンで、ファンの皆さんに思いっ切り水を掛けたいと思います」と意気込むと、佐藤も「みんながわれを忘れちゃうような、後から振り返って何してたんだろう?っていうくらい、はちゃめちゃに暴れられる空間を作っていきたい!」と語った。
今後の目標を聞かれ、関根が「年内に日本武道館に立つこと、'20年に行われる東京オリンピックに出ること」と明かすと、仙石が「7人で競技に出たい!」と発言。「5年たつとそろそろ年齢的に厳しいんじゃ?」と記者から指摘されるも、「いつまでも走り続けて、戦っていきたいと思っているので大丈夫! オリンピック目指して戦いたいと思います」と宣言した。
さらに、森は「去年の8月に富士山の山頂でライブをやったんですが、日本一高い所を攻めたので、今度は日本一深い所を攻めようと思っています。日本一深い所は駿河湾にあるので、ファンの皆さんを潜水艦に乗せて、私たちはウェットスーツを着て、酸素ボンベを担いで深海ライブをやりたいです」と話し、古川も「今の問題点は音が届かないことだけなんです! そこが解決すれば、あすにでもできるんですよ!!」と深海ライブへの夢を口に。
一方、関根は「24時間ずっとゲームをやってみたという企画を最近やって、24時間耐えられる精神力があるんだなと自覚したので、今度は24時間ライブをやってみたい!」と提案し、新井も「私も18歳になってシンデレラの魔法が解けるので、24時間できるんですよ!」と乗り気だった。
ライブは「本日の主役」のたすきを掛けた佐保のオンステージでスタート。雨もすっかり上がった空の下、古川が「ロックフェスのお客さんと一体になって盛り上がる感じが出せるんじゃないかなって思うような、聞いているだけで無意識に体が動き出しちゃうくらい乗れる曲で、夏の盛り上がりソングなる予感がします」と紹介した新曲「アッパーレー」など全25曲を熱唱した。
また、11~12月に「アップアップガールズ(仮)ライブハウスツアー2015ハイスパート RAVE FESTIVAL」を開催することも発表。佐保は「いつもみたいに2時間ノンストップで行きながらも、ことしは歌って踊って走り回るだけじゃない、ちょっとパワーアップしたノンストップライブをお届けしたいなと思っています。私たち自身もすごく楽しみなんですが、体力のギリギリなどいろいろな“ギリギリ”に挑戦しているアプガの生きざまを皆さんに見てもらえるコンサートにしたいです!」と語った。
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