希と圭太が結婚！「まれ」制作統括・高橋氏に直撃！

NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「まれ」。7月6日放送で土屋太鳳演じるヒロイン・希が、幼なじみの圭太(山崎賢人)と結婚した。

これまで、大輔(柳楽優弥)との三角関係で希が苦悩する姿が描かれていたが、とうとう希は圭太と結ばれることに。同級生や家族に見守られながら、2人はケーキカットを行った。

朝ドラのヒロインの結婚は人生の分岐点。放送開始からこれまでの約3か月、土屋と希の成長を見つめてきた制作統括の高橋練氏にインタビューを行い、感想やこれからの見どころを伺った。

――ヒロイン・希が結婚したことへの率直な感想を教えてください。

制作者が言うのも変なのですが、感無量でした。職人肌の圭太と自由人の大輔と、果たして希はどちらと結ばれるのかというのが、ここ何週間か注目だったと思うのですが、結局運命の力が働いたのではないかと思います。ドラマの第1週に10歳の希と圭太が出会って以来の積み重ねが結実したんだと思うと、大輔には申し訳ないですが(笑)嬉しいです。

――大輔と結ばれてほしいというファンも多かったらしいですね。

そうですね。圭太と大輔は本当に対照的なキャラクターなんですが、希にとっては大輔は大人で、いろんな意味で希をフォローして、見守ってくれる存在でした。一方で圭太の良さは、ついつい真剣になって言い合ってしまったりとか、同じ背丈で向き合いながら一緒に成長していけるところかと思います。

――これから、大輔はどのような存在として描かれますか？

これからもよき相談相手として、希を見守ってくれるし、大人なので希とはいい距離感を持って登場します。大輔ファンの皆さま、全く出ないわけではないのでご心配なく(笑)。あと併せて、池畑家の家族がこれからどうなっていくのかも見ていただきたいです。

――遠距離結婚生活を送る希と圭太の、これからの見どころをお願いします。

遠距離は大変ですよね。一方で最近は実際、日本と海外で遠距離結婚生活されている方もいますよね。今回はお互い手に職を持つ希と圭太だからこそ、どんな遠距離結婚生活をしていくかというのが見どころです。もちろん簡単なことじゃないし、若い2人にはいろんな試練があると思います。もしかしてそこに大輔が忍び寄ってくるかもしれません(笑)。そのへんも含めて楽しみにしてください。