東京・上野の国立科学博物館で7月7日(火)~10月4日(日)に開催される特別展「生命大躍進 脊椎動物のたどった道」の内覧会と開会式が6日に行われ、NHK総合で放送された「NHKスペシャル 生命大躍進」で案内役を務めた新垣結衣が登壇した。
開会式ではNHKの籾井勝人会長、文部科学省の赤池誠章政務官、国立科学博物館の林良博館長、NHKプロモーションの旭充社長と共にテープカットを行った。
特別展「生命大躍進 脊椎動物のたどった道」は、生命誕生から人類へと至る40億年の壮大な進化を、貴重な化石標本に加え、精巧な復元模型や4K映像などを活用し紹介する展覧会。
5億4100万年前のカンブリア紀の“バージェス頁岩動物群”の実物化石や、4700万年前の奇跡の霊長類化石「イーダ」など日本初公開の化石を多数展示している。
音声ガイドは生き物が大好きな少年すすむが、国立科学博物館の研究者たちに進化の秘密を教えてもらいながら、生命進化の不思議な旅へと向かうストーリー性のある内容になっている。すすむの声は「ONE PIECE」などで知られる声優・田中真弓が担当している。
5~7月の全3回で放送された「NHKスペシャル 生命大躍進」(NHK総合)で案内役を務めた新垣結衣は内覧会と開会式に出席。番組で一人二役を演じた新垣は「大変だったなということは覚えているのですが、出来上がりを見るとCD技術が素晴らしくて、いい経験をしたなと思いました」と振り返る。
また、「このお仕事をしなかったら、自分がヒトとして存在する前のことなんて考えなかっただろうなと思いますので、新しい見方をすることができましたし、楽しかったです」とコメント。
「もしペットにするなら?」と質問されると、少し悩みながらもジュラ紀に生息しネズミに似た世界最古の哺乳類・ジュラマイヤを挙げ、「番組でも手に載せましたし、すごいかわいらしい。他のやつは固くてヌメっとしてそう。(ペットにするなら)哺乳類に近い方がいい」と笑顔で語った。
最後に「展示物もたくさんあって、目で見て、触って時代を感じられるすてきな場所。年齢問わず楽しめると思います」と展覧会をPRした。
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