福士誠治 究極の2択に「その質問は酷ですよ！」

7月16日(木)からスタートするドラマ「まんまこと～麻之助裁定帳～」(NHK総合)。放送に先駆けて試写会と記者会見が行われ、主演の福士誠治、共演の南沢奈央、市川由衣、桐山漣、趙たみ和らが登壇した。

「まんまこと―」は、町奉行では裁けない町内の民事事件を裁定する町名主の跡取り・麻之助(福士)が、幼なじみの色男・清十郎(桐山)と同心見習い・吉五郎(趙)と共に、町のトラブルを解決していく人情ミステリー。

南沢は麻之助のいいなずけとなるお寿ず、市川は麻之助の初恋の人で清十郎の義理の母・お由有を演じている。

試写会後、あいさつに立った南沢が「福士さんが現場の一体感を作ってくれています。本番前に物まねをして笑わせてくれたりするんです」と明かすと、他の共演者たちも福士の物まねについて話し、福士は赤面。

その後の質疑応答で記者からリクエストを受けると、福士は「(共演者たちの)悪意しか感じられない」とこぼしながらも、共演者の一人、えなりかずきの物まねを披露。会場を沸かせた。

チームワークの良さは現場でも生きているようで、桐山によると「(福士、桐山、趙の)幼なじみ3人のシーンでは、僕が初めての時代劇ということもあって、福士さんを筆頭に『ここのせりふは言いづらいんじゃない？』というふうに気遣ってくれる」という。それを受けた趙が「僕と桐山さんは福士大先生に付いていくだけ。本当に尊敬してます！」と持ち上げると、福士は恐縮しきりだった。

さらに、福士には「いいなずけのお寿ずと、初恋のお由有、自身ならどちらを選ぶか」という質問が。福士はすかさず「その質問は酷ですよ！」と記者にツッコミを。

しかし、両脇に座った南沢、市川から視線を送られていることを指摘されると「これは、『選べよ』ということでしょうか…」と焦り顔。最後には「個人的に(舞台)裏で言おうと思います」とうまく濁していた。