武井咲が初めてのOL役に挑戦する木曜ドラマ「エイジハラスメント」(テレビ朝日系)が、いよいよ7月9日(木)にスタートする。
同ドラマは、武井演じるヒロイン・英美里がいまだに日本企業にはびこる“年齢差別”などのさまざまなハラスメントと、陰湿ないじめに敢然と立ち向かう姿を描く。内館牧子が10年ぶりに連続ドラマの脚本を担当することでも話題を集めている。
第1話では、英美里(武井)は「役員になって定年まで頑張ります！」と面接で威勢良く宣言し、総合商社「帝都物産」の入社試験を突破。
主力の繊維部門への配属を夢見るが、新人研修を終えた英美里が配属されたのは、“女性活用”は口先だけの旧体質な総務課だった。
ショックを抱き総務課に赴いた英美里は、社内初の女性課長・百合子(稲森いずみ)から、事務系の女子社員だけが着用を義務付けられている古臭い制服を渡され、がっかりする。
しかし、そんな英美里の気持ちとは裏腹に、若くて美しい新人女性の配属に総務課の男性陣は一気に色めき立つ。逆に女性社員は、そうした男性社員の反応が内心面白くなく、英美里に対し冷たい視線を送る。
徐々に英美里も身をもって実感するが、帝都物産は総務課に限らず、女性を若さや外見で評価する悪しきハラスメントの伝統がはびこっていた。
社内の“何でも屋”のうわさ通り、英美里の総務課初日は郵便物の仕分け、電球交換、トイレの修繕など雑用で多忙を極める。
ようやく迎えた昼休み、英美里は先輩OLからの誘いを断り、一人で持参したお弁当を食べることを選択。また、月々の積み立てが必要な女子会の参加やコーヒー代の支払いを辞退するのだが、これも先輩OLたちの反感を買ってしまう。
その後も、ただ笑顔でいるだけで男性社員にちやほやされる英美里は、先輩OLたちの心を乱し続ける。見かねた百合子は英美里を厳しい言葉で指導。あまりの理不尽さに、最初は黙って聞いていた英美里も次第に怒りが込み上げてくる。
ドラマのクランクインを前にテレビ朝日の総務部で1日入門を経験した武井は「総務部の働きがなければ会社は成り立たないということが分かって、私までとても誇らしい気持ちです」とコメントしていたが、英美里は真逆の心情を抱いて総務生活をスタートすることになる。
会見でも武井の口から飛び出した「五寸くぎぶち込むぞ！」は初回から聞けるのか？美しい武井から発せられる、この美しくない言葉を聞かないと、五寸くぎをぶち込まれても文句は言えないのでは？
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