雨宮天「毒々しさを楽しんで」海ドラ吹き替え初挑戦

2015/07/13 22:40 配信

ドラマ

7月18日(土)スタートのドラマ「HELIX ‐黒い遺伝子‐シーズン2」で実写ドラマの吹き替え初挑戦する雨宮天

真田広之が出演したことでも話題を集めた海外ドラマ「HELIX ‐黒い遺伝子‐シーズン2」が、全国無料のBSテレビ局Dlifeにて、7月18日(土)より日本初放送される。今回、シーズン2に新たに登場する重要なキャラクターの日本語吹き替えを声優の雨宮天が担当することが決定した。

雨宮は、声優や歌手として幅広く活躍、ことし第9回声優アワード新人女優賞を受賞するなど、今最も勢いのある女性声優の一人。本作が実写ドラマの吹き替え初挑戦となる。

雨宮は「いつか、海外作品の吹き替えに挑戦してみたいと思っていたのですが、まさかこんなに早くやらせていただけるとは思っていなかったので、驚きました。

『不老不死の少女』という役も難しそうで不安でしたが、やってみたいと思っていた初の吹き替えだったので楽しみでもありました。

事前に何度も、英語での役者の方の演技を聞き、表情にも注目しました。収録は、初の吹き替えということもあり緊張しました。

アニメとは違う点、難しかった点は、片耳で英語を聞きながら演技をすることです。片耳で他の音声を聞きながら片耳で自分の声を聞く、ということに慣れていないため、釣られてしまったり、自分の声がよく聞こえなかったりして、そこはアニメのアフレコにはない難しさだと思いました。

私が演じるマドモアゼルは、姿は少女のまま、500年以上を生きる女性というとてもミステリアスで重要な役です。大人びた表情をしたり、大人っぽいせりふ回しをしていたり…。とにかく役者の方の演技を参考にし、そこから自分の中でのイメージを作りました。

『不老不死』という特殊な人間の狂気や苦悩などさまざまな面を見られるエピソードだと思います。彼らが織り成す物語の独特さと毒々しさを楽しんでいただきたいです」とメッセージを寄せた。

また「自身が不老不死を手に入れたら?」の質問には「私は、決められた時間の中で人生を謳歌(おうか)したいと思いますが、もし不老不死になってしまったら…それこそ世界征服のような危険で大きな夢を、何年もかけてかなえていきたいです」とひそかな野望を口にした。

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