CS放送のTBSチャンネル2 名作ドラマ・スポーツ・アニメでは、'80年に製作された堺正章主演の「天皇の料理番」を8月4日(火)昼1時より毎週月曜から金曜まで2話ずつ放送する(全19話)。
'80年の「天皇の料理番」は、直木賞作家・杉森久英の同名小説を原作に、後に「金曜の妻たちへ」シリーズ('83年ほか、TBS系)などのヒット作を生み出した鎌田敏夫の脚本、30代半ばの堺正章を主演に迎えて制作された、全19話の連続ドラマ。
田舎で暮らす秋山篤蔵が一口のカツレツをきっかけに、西洋料理のシェフになるという夢を抱き、天皇の料理番にまで上り詰めていくまでの生涯を描く。
篤蔵の奮闘ぶりを熱演した堺をはじめ、妻・トシ子を好演した檀ふみ、当時ドラマ出演の経験がほとんどなかった鹿賀丈史や明石家さんまなどが起用されたことで注目された。
ほか、近藤正臣、財津一郎、山口いづみ、平幹二朗、柳生博、ナレーションには渥美清といった豪華俳優陣が顔をそろえたことも、大きな話題となった。
先ごろには、連続ドラマとして2回目の映像化となる「TBSテレビ60周年特別企画・日曜劇場『天皇の料理番』」が佐藤健主演で制作され、全12話の平均視聴率14.9%と、'15年に放送開始した民放ドラマの期間最高視聴率を記録し、7月12日に最終回を迎えた(視聴率はビデオリサーチ調べ・関東地区)。
この'15年版の放送開始直後から、'80年版に親しんだ従来のファンだけでなく、新たにこの作品を知った視聴者からも'80年版の放送を望む多くの声が届いた。TBSチャンネル2ではその熱いリクエストに応え、満を持して'80年版「天皇の料理番」をオンエア。ドキュメンタリー要素も評価された、感動的なストーリーが展開される。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)