「みんなのKEIBA」で“史上初”マルチ放送を実施

2015/07/17 10:00 配信

芸能一般

メーンチャンネルでは通常通りの「みんなのKEIBA」のスタジオ企画などが放送される

7月19日(日)の「みんなのKEIBA」(昼3:00-4:00フジテレビほか)で、競馬中継史上初となるマルチチャンネル放送が実施されることが決定した。

マルチチャンネル放送が行われるのは放送開始の昼3:00から3:24の冒頭24分間の予定。

メーンチャンネルで通常のスタジオ部分や「シンガポールターフクラブ賞」、「鶴ヶ城特別」の模様などを放送し、サブチャンネルで「函館記念」(G3)のパドックから本馬場入場の様子を放送する。

これまで、TOKYO MXの東京シティ競馬中継、チバテレ(千葉テレビ)の船橋競馬中継で、それぞれマルチチャンネル放送が実施されてきた。だが、共にメーンチャンネルで通常の番組、サブチャンネルで競馬中継という放送で、今回のようにメーンチャンネルとサブチャンネルの両方で競馬中継を行うのは史上初の試みとなる。

なお「みんなのKEIBA」は仙台放送やテレビ静岡などでも放送されているが、マルチチャンネル放送を実施するのはフジテレビのみ。

サブチャンネルの解説にはG1通算14勝、スペシャルウィークで「日本ダービー」を制した実績を持つ白井寿昭元調教師と、動物評論家の三上昇氏が出演。実況は福永一茂アナが担当する。

サブチャンネルでは、パドック、本馬場入場、返し馬などの映像をベースに、白井元調教師がプロのホースマンの視点から、三上氏が動物学的な見地から各馬の状態や特徴を解説。特に発汗の様子、歩き方、しぐさなどから各馬の調子を見極める三上氏の解説は、サブチャンネルならではの企画となっている。

ちなみに今回のマルチチャンネル放送は試験的に実施されるもので、今後の実施予定は未定。