芥川賞受賞作家芸人・又吉直樹に密着“憂鬱と笑い”

2015/07/16 21:43 配信

芸能一般

7月19日(日)の「情熱大陸」で作家として、芸人として活躍するピース・又吉の素顔に迫る(C)MBS

文芸誌デビュー作「火花」が芥川賞を受賞した又吉直樹に密着した模様が7月19日(日)放送の「情熱大陸」(夜11:25-11:55、TBS系)で放送される。

作家としても活躍し、多彩な才能を発揮する芸人・又吉の日常に密着し、芸人と作家の間で苦悩する様子に迫る。

ことし1月に発表した文芸誌デビュー作「火花」は、掲載誌である「文學界」(文藝春秋)が創刊以来初増刷となり、単行本は2015年上半期本ランキング・小説部門で売り上げ1位を獲得。さらに7月16日(木)、第153回芥川賞を見事に受賞するなど、文学界にセンセーションを巻き起こしている。

世間の注目度が高まるにつれ“先生”扱いされるようになった又吉は、今や出版業界では期待の大型新人。しかし、そんな周囲の評価とは裏腹に、“芸人”の肩書にこだわるという又吉は、「自分にとって、小説を書く事は芸人の仕事にめっちゃ近いんです。漫才やコントを書いたのと同じで小説も好きだから書いた」と語る。

世間の風潮を計算して立ち回れるほど器用ではない又吉は、自分の中の面白さだけを追求してきたはずが、図らずも世間との距離を急激に縮め多くを求められるようになった。そんな状況に、又吉は「ありがたいですね」と言いながらもどこか表情が乏しいままつぶやいた。さらに、取材中には「憂鬱なんです、なんか…」と語る一面も。

見事、芥川賞受賞作家になった“お笑い芸人”又吉の真意とは。ミステリアスなその素顔をのぞいてみよう。

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