細田守「バケモノの子」制作に密着!

2015/07/17 19:43 配信

芸能一般

細田守監督の「バケモノの子」制作に密着!(C)NHK

「時をかける少女」「おおかみこどもの雨と雪」などで知られるアニメーション映画監督の細田守に「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK総合)の取材班が300日にわたる密着取材を敢行した。

「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、毎回ある仕事に焦点を当て、その仕事に心血を注ぐプロフェッショナルの仕事ぶりや信念に迫るドキュメンタリー。

今回登場するのは、国内外で23の映画賞を受賞した「時をかける少女」、興行収入42億円の大ヒットを記録した「おおかみこどもの雨と雪」など、数々のヒット作を手掛けるアニメーション映画監督・細田守

日本アニメの顔だった宮崎駿が長編映画から身を引いた今、次代を担う映画監督としてその作品に期待が高まっている。

細田の映画は、格好いいヒーローやヒロインではなく、等身大のキャラクターが必死に生きていく姿を繊細かつリアリティーあふれる表現力で描く。その人物描写が身近なものだからこそ、見る者から共感を得ている。

映画を生み出す原動力となっているのは、苦しみを抱えてきた自らの人生だという。細田は、心の内にある「わだかまり」を糧に、キャラクターの心情を思い描き、そして「こうありたい」という理想を託してきた。

この夏、細田は3年ぶりの新作「バケモノの子」を送り出した。孤独な少年が、身勝手で嫌われ者のバケモノと出合い、いがみ合いながらも、父と子のような関係を築いていく物語だ。番組では、300日にわたり製作の舞台裏に密着。映画作りに命をささげる男の仕事に迫った。

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