【オモ高訪問】志尊淳「合唱のイメージが変わった!」

2015/07/24 05:00 配信

ドラマ

TBS系で放送中の「表参道高校合唱部!」(毎週金曜夜10:00-10:54)に出演中の志尊淳を直撃!

ドラマ「表参道高校合唱部!」(毎週金曜10:00-10:54、TBS系)の出演者にリレー形式でインタビューをするSmartザテレビジョンオリジナル連載企画。

第2回の後編では、転校生の真琴(芳根京子)を気に掛けてしまうクラスメート・夏目快人を演じる志尊淳に合唱練習でのエピソードや7月24日(金)放送の第2話の見どころなどを語ってもらった。

――学生時代には合唱に触れる機会がなかったとお聞きしましたが、どんなイメージでしたか?

僕のイメージでは固いものでした。身近なものではなく、やろうとしている人がやるようなイメージが強くて。声の出し方から顔の表情までが(普通に歌うこととは)違うという先入観があって、僕には程遠いものだなって思っていました。

――歌うこと自体はお好きですか?

大好きですね。カラオケにはよく行きますし、お風呂で自然と歌ったりもしています(笑)。歌うことは好きなんです。

――実際に練習に参加された感想を教えてください。

(合唱の)イメージがころっと変わりました。文化部っていうイメージがありましたが、腹筋を使ったり、トレーニングも大事で、運動部だと思いました(笑)。あと、チームワークがとても大事で一つの音を奏でるっていうやり方も運動部だなって思いました。

(合唱をやってみて)一人一人がスキルを上げて周りと共鳴していく部分や、みんなで一つの音楽に向かって歌い、それが重なった瞬間が本当にたまらないんです。その瞬間は本当に「合唱部をやっていてよかった!」ってなりますね。

他の人がハモっているのを聞くと「いまキタね!」ってなるのも気持ちが良いんです! もちろんその部分が視聴者の方にも伝わる部分であると思うので、高いレベルを目指しながらやっています。

――撮影が終わる頃にはどんな合唱部になっていたいですか?

お互いに(言いたいことを)言い合える関係になりたいですね。先輩だから言いづらいとか、自分はあの人より歌が下手だからとか、いろいろとあるとは思うんです。でも仕事として向き合うベクトルは同じだと思っているので、単に「仲良かったね」で終わらないで、高め合っていけたらいいな、と思っています。

あとは合唱をしているとどうしても主観的になってしまうって気付いたんです。パートごとに分かれているから、まずは「音をとろうって」ってなってしまいがちで客観視するのが難しいなと。自分の声が大きくなっていたり、小さくなっていたり、音の合わせ方が他の人と違っていたりとか。

でも、そういう部分って自分で気付けないことも結構あると思うので、それも言い合える関係になれたらいいなって思います。

――次に吉本実憂さんが登場します。この連載はリレー形式のインタビューですので、吉本さんにメッセージをお願いします。

今回共演する前に一度、バラエティー番組で共演したことがあるんですが、その時に2歳下だと知って「なんて落ち着いているんだ!」って思ったんですよ! 「え!? こんな18歳いるの?」って思ったのが印象的でした。

ドラマの撮影始めにごあいさつされていた時、すごくしっかりされているので、無理していないのかなって思っていました。けど、いざ合唱部の練習を始めてみると18歳の女の子なんです。福岡県出身だからか、ちょくちょく博多弁が聞こえてきて。それを聞いて「(吉本さんが)リラックスできているんだ。安心したよ!」って思えたとお伝えください(笑)。

――今後の目標にしていることを教えてください。

あえてなんですけど、目標は具体的に定めないようにしています。右も左も分からない状態からいきなり舞台に出演するっていうところから(芸能活動が)始まったので、その時は自分がどうなりたいって考えている暇がなく、とにかく「今自分ができる最大限の力を出し切ろう。求められているものを全て出そう」っていう思いがありました。いろいろと勉強させていただいて、今でも変わらず、その時できる事を全力で取り組みたいと思っています。

作品が違えば役も変わるし、考え方も(自分に)求められているものも変わると思うので、とにかく自分のできることをやろうと。そうやってきて(デビューして)4年が経って、今の自分の環境があると思っています。

活動していく中で、いろいろな人や作品と出会うっていう過程がすごくすてきなものだと感じているので、「僕はこうなりたい!」って目指していくよりは、何も決めずに求められているものを精いっぱいやっていく中で、目指すところを絞れていけたらいいなって思っています。今は、何かを絞る時期ではなくて、いろいろなものを吸収しないといけない時期だと思っているので「とにかく目の前のことを一生懸命にやろう」っていう気持ちでいっぱいです!

――最後に、2話の見どころをお願いします。

2話では、引きこもりの元合唱部員・宮崎祐(高杉真宙)が出てきます。ストーリーの流れとしては祐のことを知った真琴(芳根京子)が、どうにかして合唱部に戻ってきてもらおうと奮闘するお話で、(ストーリーが進むにつれて)祐の気持ちを動かしているのが歌の力なんです!

毎話ごとに歌のシーンがあるんですけど、きっと歌っている姿を間近で見ている快人も、受けるものがどんどん変わってくると思います。合唱部がどんなシチュエーションで、何を歌うのかというところは本当に楽しんでもらいたいですね。

(2話から)快人と真琴との関係や快人と優里亞(吉本実憂)との関係性がしっかりと描かれていき、これからどんどん関係性が複雑になっていくので注目していただきたいです。それと1話は、快人が苦しんで終わったと思うんですけど、その訳も少し明白になってくるので、そこも見どころです!

第3回(7月31日(金)配信)では、成績優秀で快人の幼なじみ・谷優里亞役の吉本実憂を直撃!