梶裕貴、イベントのむちゃぶりで「ベイルアウト!」

2015/07/22 23:29 配信

アニメ

東京・六本木ヒルズで行われたイベント「ワールドトリガー夏祭り2015@ボーダー六本木支部」に(左から)声優の岡本信彦、梶裕貴、村中知、田村奈央、森田成一が登壇

テレビ朝日系で放送中のアニメ「ワールドトリガー」(毎週日曜朝6:30-7:00)が、「テレビ朝日・六本木ヒルズ夏祭り SUMMER STATION」でスペシャルステージイベント「ワールドトリガー夏祭り2015@ボーダー六本木支部」を開催。声優の村中知梶裕貴田村奈央岡本信彦森田成一が登壇し、10月からテレビアニメのオリジナルストーリーによる新シリーズが始まることが発表された。

ワールドトリガー」は、近界民(ネイバー)と呼ばれる異世界からの来訪者・空閑遊真と、近界民の侵略に対抗する界境防衛機関「ボーダー」の隊員である人間・三雲修が、未知なるモノとの接触や戦いを通して成長していく姿を描く。

まず、遊真役の村中、修役の梶、修らとチームを組む雨取千佳役の田村、ボーダーの広報も担当する隊員・嵐山准役の岡本、ネイバーを憎み遊真にも敵対心を持つ隊員・三輪秀次役の森田が、それぞれのキャラクターを象徴するせりふで登場した。

さらに、ボーダー隊員個人総合No.1の実力を持つ太刀川慶役の浪川大輔からVTRコメントが寄せられ、岡本が「岡崎くん?」と名前をわざと間違える浪川にツッコむなど波乱のスタートとなった。

最初のコーナーでは、これまで放送されたアニメの中から印象的なシーンのせりふを、会場で生アテレコすることに。修の登場シーンに挑戦する梶は「今、(登場する時に)言ったせりふなので変えます!」とアドリブを宣言し、本来であれば「トリガーオン」というせりふを、森田演じる三輪の代名詞「ベイルアウト(緊急脱出)!」と力強く発声した。

梶は「『トリガーオン』と言う機会が多いので、言ってみたかった」と語るが、続く村中は急な展開に「どうしよう」と困惑。そんな村中は、遊真が初めて地球にやって来たことを明かすシーンにアドリブで「ベイルアウト」をうまく使い、会場に拍手が起こった。

その後も田村、岡本と「ベイルアウト」のアドリブが続き、森田が演じるシーンでは、村中との掛け合いをしっかり決めつつ、本元の「ベイルアウト!」を森田が最後にアドリブで披露すると、会場から大きな歓声が上がった。

次に、10月からのオリジナルストーリーによる新シリーズが始まることが解禁され、仮タイトル「異世界からの逃亡者(仮)」を発表。出演者がどんなストーリーになるのか想像をめぐらせる中、太刀川隊の出水公平役・石川界人と修らの頼れる先輩隊員・迅悠一役の中村悠一が新シリーズに向けてVTRで登場した。

中村は“新キャラクターの登場”“ハードな展開”という重要なキーワードと共に「梶くんが面白いことをすると俺のサイドエフェクトが“強く”いっている」とキャラクターの能力に掛けて、梶にむちゃぶりなコメントを。

ステージから退場しようとして岡本に引き止められた梶は、諦めた表情で「今のような状況(むちゃぶりや無理なお願い)の時に使えるLINEスタンプを体で表現します」とステージ中央に立った。迅の「実力派エリートですから」と三輪の「ベイルアウト」のスタンプを体で表現し、コンボで使うと使い勝手が良いことをアドバイスした。

この他、第39話の予告映像の上映やプレゼント抽選などを行い、盛りだくさんなイベントとなった。

最後に村中は、遊真のコスプレや応援するうちわを持ったファンを見つけ、喜びを爆発。

「1年たってこのイベントに再び参加し、また皆さんのワールドトリガーの熱い愛を感じました。10月からはオリジナルストーリーということでプレッシャーを感じつつも、変わらない作品への愛で頑張りたいと思います」と締めくくった。