'01年10月13日に放送スタートしたSMAP・香取慎吾がMCを務める情報バラエティー「SmaSTATION!!」(テレビ朝日系)が、7月25日(土)に放送600回を迎える。
同番組は、現在は生活に役立つグッズや行列のできる名店の紹介などで人気を博す番組としておなじみだが、番組開始当初は時事問題を扱う、今よりニュース・報道色が強い番組だった。
香取が英会話習得に挑戦する「ベラベラステーション」や、さまざまな場面でのマナーをクイズ形式で学ぶ「覚えておきたい!マナー手帖」など、後に書籍化するほどの人気コーナーも存在したほどで、今のグルメ・エンタメ路線とはまた一線を画した硬派な番組構成となっていた。
テレビ朝日のスタジオ以外に、系列局の社屋やはたまたアメリカ・ニューヨーク、ドイツなどの海外からの中継、そしてフジテレビや日本テレビの別番組と同時生中継なども敢行し、テレビの新しい試みにも果敢にチャレンジしてきた。
香取は600回の感想を「600回もやったんですね…。実は500回から600回はあっという間だった」と感慨深げに振り返る。さらに、「こうやってあっという間に700回目を迎えて、1000回に到達してしまうんでしょうね(笑)」と、香取はうれしそうに前を向いた。
そんな香取に「1000回達成まであと約8年。達成したときの公約をいただけますか?」と聞くと、しばし熟考し「東京ドームから生放送をしましょう!」と提案。「東京ドームに『スマステ』のスタジオを作って、お客さんにも集まってもらって、いつも通りの生放送をしましょう」と、大胆な公約を掲げた。
香取にとってのスマステとは「僕が興味のないこと、知らないことを教えてもらえる場」と力説。他のバラエティー番組や生放送番組などにはあまり出演しないようなゲストが登場することも多くあり、故・高倉健さんが出演した回のことも「本当に衝撃的でした。緊張とうれしさと驚きと…。あの日の出来事は宝です」と懐かしく思い出話をしてくれた。
また、フジテレビや日本テレビとのコラボについても「同時生中継をしたり、テレ朝の1階に『24時間テレビ』(日本テレビ系)の募金箱が置かれたこともありました。画期的ですよね。とてもいい時代にテレビ業界で“遊べた”感覚。これからもやっていきたいです」と今後に向けた意気込みを語った。
なお、記念すべき600回目を迎える7月25日(土)の放送では、役所広司をゲストに迎え、日本全国の“朝ごはん”について徹底調査。今自分たちが食べている「朝ごはん」は、実は地域限定のものだったのかもしれない。そんな日本全国のご当地ビックリ朝食の人気店を一気に紹介する。
これからもさまざまな企画を生み出しながら、世の中に情報を発信していくであろう「SmaSTATION!!」。スマステで得た“小さな発見”を大きな発見に発展させるのは、視聴者のあなたかもしれない。
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