紀里谷和明が日本映画界から嫌われた理由

2015/07/27 05:00 配信

バラエティー

「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP」で過去をざんげする紀里谷和明(C)テレビ朝日

8月3日(月)夜7時から放送される「しくじり先生 俺みたいになるな!! 2時間SP」で映画「CASSHERN」('04年)や「GOEMON」('09年)を手掛けた、映画監督の紀里谷和明が“思った事を言いすぎて日本映画界から嫌われちゃった先生”として授業を行う。

紀里谷は、写真家として有名アーティストのCDジャケットを数多く手掛け、32歳の時にプロモーションビデオに進出し、宇多田ヒカルの「traveling」や「SAKURAドロップス」などで注目を浴びる。

そんな経歴を持つ紀里谷に「そんなにスゴイ人なのに何をしくじったの?」と生徒らから疑問の声が上がる。

紀里谷は映画監督になる前から、日本映画界を否定する発言を思ったまま口にしてしまい反感を買っていたと告白。初監督作品「CASSHERN」の現場でも、映画界のしきたりを無視し、ますます日本映画界から嫌われる行動を取ってしまったというエピソードを披露する。

さらに「CASSHERN」が完成すると、映画は酷評の嵐で、映画コメンテーターの有村昆に「映画として2時間もたない」と批判される。そんな有村の姿が、教壇に立つ紀里谷の目の前に…。すると、紀里谷はかつて自身の映画を批判した因縁の有村に「ボクの映画、どうでしたか?」と自虐的な質問をする場面も。

紀里谷は、なぜ思ったことを言い過ぎてしまうのか、そんな自分がどのようにして出来上がったのかを“嫌われキリヤができるまで”と題して、生い立ちを振り返る。そして、ある出来事がきっかけで、創作活動に没頭するようになったその“転機”を明かす。

授業の最後には、念願のハリウッド進出作「ラスト・ナイツ」に出演したハリウッド俳優のモーガン・フリーマンからの言葉をひもときながら、夢に向かって挑戦する人へアドバイスを送る。