高杉真宙が主演する昼の帯ドラマ「明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~」(フジテレビ系)が7月31日(金)に最終回を迎える。7月27日(月)からの最終週を前に、高杉からメッセージが到着した。
「明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~」はどんな時も笑顔で自分の味方でいてくれる一人の母と血のつながらない息子の愛をつづるヒューマンドラマ。女性向け漫画雑誌「Kiss」(講談社)で連載中の小沢真理による「銀のスプーン」を実写ドラマ化した。
■最終週のあらすじ
最終週は、恭子(富田靖子)のガンが再発。主治医の花山(山田純大)からは、今回は抗がん剤治療ではなく手術を勧められるが、恭子は「手術の後遺症で子供たちを守れなくなることは避けたい」とそれを拒む。
律(高杉)は志穂(小野真弓)を訪問。路加(山口祐輝)のことをどう思っているのか、確認しておきたかったのだ。志穂が子供を愛おしく思う気持ちは正直なものだと分かり、律は「路加のこと、どうかよろしくお願いします」と頭を下げる。
そんな中、律が誕生日を迎える。調(前田旺志郎)と奏(田附未衣愛)が気合を入れて準備し、路加と真也(河井青葉)も参加した誕生会は笑顔があふれる楽しいものに。だが、翌日は真也と路加の別れの日だった。
帰宅した恭子は、律たちにがんが再発したことを明かす。律らは母のために自分たちは笑顔でいようと、涙をこらえるが、恭子自身が治療法のことでまだ悩んでいることに気付いてしまう。
母の病気の再発、実父・隆(和田聰宏)との確執、そして実母と実弟の本当の幸せ…。料理が紡いできた、家族の絆の物語が結末を迎える。
■高杉真宙 コメント
最終週を前に高杉は、「この現場では、本当にいろいろな事をたくさん学ばせてもらいました。今の自分に何ができて、何ができなくて何が足りないのか? それがすごく浮き彫りになったんじゃないかな、と思います」と自身の成長を実感。
そして、「感情が高まっている部分での演技は割と大丈夫なのですが、普通の平和なシーンなどでは、滑舌の悪さなど、まだまだだなと感じるところがいくつかありました。これからは、そういう何でもない普通のシーンで、しっかり丁寧に演じることができるようになりたいなという目標も生まれました」と課題も認識できた様子。
見どころに関しては、「ぜひ見ていただきたいのは、真也さんと律と路加との関係。律の母・恭子の病気がどうなるのか…。そして、その後の早川家。見どころがたくさんですが、ネタバレになってしまうので、いまお話できることが意外と少ないです。ただ言えるのは、僕もこんな家族を目指したいですし、こんな家族を持ちたいです(笑)。親の偉大さ、家族の偉大さをこの現場であらためて実感しました」とコメントした。
高杉は、放送中のドラマ「表参道高校合唱部!」(毎週金曜、TBS系)に出演しているほか、8月には「僕とあいつの関ヶ原」で初朗読劇、「TRUMP」では、バンパイア役で初めての舞台主演で二役に挑戦する。
「明日もきっと、おいしいご飯~銀のスプーン~」の最終回とともに、高杉本人の成長にも注目が集まりそうだ。
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