東京・松屋銀座では、「あしたのジョー」「エースをねらえ!」「アタックNo.1」「巨人の星」の国民的人気を誇る4大「スポ根」アニメの名場面やその制作資料、原画などを一挙公開する「あしたのジョー+エースをねらえ!+アタックNo.1+巨人の星=スポコン展!」を開催する。
1960年代から70年代、日本の高度経済成長期に絶大な人気を博したスポコン漫画は、血のにじむような特訓、ライバルとの凄絶な戦い…主人公を襲う宿命の物語で、テレビアニメへと発展。お茶の間を通じて国民的作品へと飛躍を遂げてきた今なお人気のコンテンツで、昨今、スポコン漫画やアニメを集めたムックや書籍の発刊も相次いでいる。
今回、トムス・エンタテインメントのアニメ制作50周年を記念し、同社の前身である東京ムービー制作によるスポコンの原点と称される「巨人の星」、女子バレーボールを描いた傑作「アタックNo.1」、人間ドラマとテニスを融合させた華麗なる名作「エースをねらえ!」、ボクシングの凄惨(せいさん)なドラマが社会現象を生んだ 「あしたのジョー」(含「あしたのジョー2」)の4作品を、アニメと原作漫画が展示される。
初公開となるセル画や絵コンテ、貴重な漫画原画に加え、原作者描き下ろしイラストなど500点を超える圧倒的な展示でスポコンの熱く真摯(しんし)な世界へと誘われること間違いなし。
会場構成とグラフィックデザインは、4作品をこよなく愛するアートディレクター・祖父江慎氏が担当。
「巨人の星」コーナーではセル画・漫画原画や絵コンテ、設定資料約250点に大リーグボール養成ギプスにフォーカスした“幼少期の壁”、感涙シーンで感動を凝縮した“号泣の壁”、歴代大リーグボールの球宴“魔球の壁”を。
「アタックNo.1」コーナーではセル画・漫画原画、設定資料 約100点と、鬼コーチによる猛特訓シーンをフィーチャーした“しごきの壁”とも呼べる展示を実現。映像では必殺技やビンタのシーンを紹介。
「エースをねらえ!」コーナーは約70点のセル画を中心に大スクリーンの名場面を通じて出崎統監督の演出(ハーモニー、画面分割など)に迫る。
「あしたのジョー」コーナーではセル画・漫画原画、設定画や梶原一騎先生直筆の初公開原稿など約140点を展示。計10台のスクリーンでは白熱の激闘シーンを中心に再現する。
各作品のオリジナルグッズも約300点を販売予定。「あしたのジョー+エースをねらえ!+アタックNo.1+巨人の星=スポコン展!」は8月26日(水)~9月7日(月)まで開催される。
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