車いすの天才物理学者ホーキング博士と妻ジェーンの深い愛情を描いた映画「博士と彼女のセオリー」が、8月5日(水)にブルーレイ&DVDでリリースされることが決定した。
'63年、ケンブリッジ大学で理論物理学を研究するスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)は、中世詩を学ぶジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と恋に落ちるが、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を発症、余命2年と宣告される。妻となった彼女の支えで研究を進め時の人となるが、介護と育児に追われる彼女とはすれ違い、病状も悪化していく…というストーリー。
撮影現場を訪問したホーキング博士は、エディ&フェリシティを絶賛。「若いころの自分を見ているようだ」とコメントした。
そんなホーキング博士を演じたエディ・レッドメインは、映画「レ・ミゼラブル」('12年)でマリウス役を演じ、日本でもブレーク。本作で、英・米アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞など多くの映画賞を受賞した。
イギリスの由緒ある家庭出身、名門パブリックスクール、イートン・カレッジで学び、英ウィリアム王子と同期という経歴の持ち主。
一方、ホーキング博士の妻ジェーンを演じたフェリシティ・ジョーンズは、本作でアカデミー賞主演女優賞、ゴールデン・グローブ賞主演女優賞にノミネートされ一躍注目度も急上昇。
「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズ第3弾「インフェルノ」('16年10月公開予定)のシエナ役や、「スター・ウォーズ」シリーズ初のスピンオフ作品「スター・ウォーズ ローグ・ワン」('16年12月16日公開予定)ヒロイン役などの出演も決定している。
今回発売されるブルーレイには、エディ・レッドメインの役作りの過程、ホーキング博士やジェーン本人のインタビューなど貴重なメーキング映像も収録されている。
ホーキング博士の日本語吹き替えを担当した福田賢二は「あのスティーヴン・ホーキング博士の役をできるなんて! ALSという病気の症状の進行具合をエディ・レッドメインさんが丁寧に演じられて、その素晴らしい演技を見て身の引き締まる思いでした」と告白。
ジェーン役の日本語吹き替えを担当した佐古真弓は「二人の演技が素晴らしい! 涙が止まりませんでした。字幕派の方も吹き替え版を、吹き替え派の方も字幕版を、両方観て楽しんでください」とアピールした。
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