「デスノート」出演中・柾木玲弥『窪田さんはいい人』

2015/08/02 06:00 配信

ドラマ

話題作への出演が続々と決定している若手注目俳優・柾木玲弥

「みんな!エスパーだよ!」(‘13年、テレビ東京系)や「デスノート」(日本テレビ系)など、話題作に次々と出演して注目を集める若手俳優・柾木玲弥(まさき・れいや)にインタビューを敢行。出演中の「デスノート」の見どころについて、主演の窪田正孝の印象について。さらに、8月19日(水)から始まる舞台「あたっくNo.1」についてたっぷりと語ってもらった。

――「デスノート」で、これまで鴨田マサルを演じてみての感想を教えてください。

僕としては第1話にいろいろな芝居をさせてもらいました。トイレに顔を突っ込まれたり、いじめられたり、やり応えがありました。それにやっていて楽しかったです。マサルは、月(ライト・窪田)の心の声に被せて後ろで喋るシーンが多かったので、アドリブができて楽しかったです。そこでは監督から自由に何を言ってもいいと言われていたので(笑)。

――マサルは自分の中には全くないキャラクターでしたか?

どうでしょう…僕も普段はあまりテンションが高くないので、近いかもしれませんね。でも、月(ライト)に「おまえ何してんの? ミサミサのライブがあるから早く来いよ!」と言う場面では、全力でせりふを喋りました(笑)。事前に監督からも「ミサミサ(佐野ひなこ)が人生の全てだと思っていいよ」と言われていたので。こういう役をいただけて良かったです。

――そもそも漫画は読んでいましたか?

原作はシリアスな頭脳戦が面白くて読んでいました。でも、まず思ったのは(演じる)鴨田って誰だ?ってことです(笑)。そんなやついたかなあ…と。原作とは異なるオリジナルの部分が多いですから、そこも面白いですね。

――今回のドラマで月(ライト)くんを演じる窪田さんの印象は?

どこへ行っても「窪田くんはいい人だ」って話を聞いていたのですが、本当にいい人でした。現場でよくしていただきました。

――現場の雰囲気はどうなんですか?

僕はミサミサのファンで、割とファンキーなシーンが多かったので、シリアスな場面でどうなのかは分からないですが、少なくとも僕が出ているシーンは楽しく、明るい現場だったと思います。

――では、8月2日(日)放送の「デスノート」第5話の見どころを教えてください。

月(ライト)とけんかするシーンがあります。2話以降、ずっと月の心の声の後ろに被せて喋っている役どころだったので、今回もそこに耳を傾けてほしいなって思います。

――また、8月19日(水)からは舞台「あたっくNo.1」に出られるそうですね。

台本はまだもらっていない(※取材時)ですが、もともと原案は作・演出の樫田正剛さんの伯父に当たる方が持っていた日記だそうです。たまたまその日記を読んだ樫田さんが、これを舞台でやったら面白いんじゃないかと考えて舞台化したとのことです。僕はその伯父さんがモデルになった役を演じます。

――これは戦争時代の話ですか?

はい。昭和16年、海軍の人たちのお話です。当時の海軍はエリートだったそうです。戦争を経験した方の話では、海軍の偉い人とすれ違ったときに、オーデコロンの匂いがしたとか。「欲しがりません、勝つまでは」みたいなことを言っていた時代に…。そういう時代なのに自由な振る舞いが許されたくらいエリート集団なんです。格好いいですよね。白いビシッとした服装で、立っている姿もとても格好良かったそうです。そういう海軍エリートの風格が欲しいなと思いました。僕の場合は「細い!」って樫田さんに言われてしまったので、今頑張って鍛えています。ひたすら食べて、寝て、肉を付けようと。でも、全く付かないです(笑)。

――舞台は映像と違って編集もできないし、毎日体力勝負ですからね。

そうなんですよ。舞台に臨むのは約2年ぶりなので、不安というか常に緊張感があります。以前は映像にほとんど出ていなくて、舞台を中心にやらせていただいていたので、そちらが常識のようになっていたのですが…最近は映像の方が多いので。舞台に上がったら本当に失礼なことはしないようにと心掛けています。そうした不安もありながらとても楽しみです。やはり目の前にお客さんがいると興奮しますし、やっている僕たちと見ているお客さまにしか分からない感覚があると思うので、粗相のないように頑張ります。

――話がガラッと変わりまして。夏は舞台でお忙しいかもしれませんが、この夏挑戦したいことは?

冷静に考えて、今は脇目も振らずに仕事を頑張らないといけないなと思っています。言い換えれば「今頑張らないでいつ頑張るんだ!!」です。気は抜けないですね。これからも気を引き締めて、いただいた仕事を丁寧に全力でやっていきたいなと思います。

――ことしは夏休みはないかもしれないけど、夏の思い出は何かありますか?

いや、忙しくても絶対に海は行きます。何があっても(笑)。僕は海が大好きなんですよ。小さいころは北海道に住んでいたのですが、全然海には行ったことがなかったです。それで、こちらに来て、きれいな海に行きたいなと思って、去年計画しました。でも、行く前に胃腸炎になってしまって…。だから全然楽しくなくて。それもあって去年の夏から「来年こそは海で楽しむんだ!」って考えていました。伊豆の方まで行きたいですね。僕は運転できないので、運転は友達に任せますが(笑)。

きれいな海っていいですよね~。海にはずっと憧れがあります。さっき、今はとにかく仕事を頑張らなきゃって言ったばかりですけど、遊びも頑張りたいです。遊んで頑張って、遊んで頑張って、両方うまくやりたいです。

――では、とりあえず夏の目標は海に行くことですね。

はい! それに、せっかく日本には四季があるので、ウインタースポーツやマリンスポーツは最適の季節にやりたいです。せっかく日本人なんだから、四季は楽しまないと!

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