チュートリアルの福田充徳が、8月2日WOWOWライブで生中継された「生中継!UFC-究極格闘技-UFC190 in ブラジル 女王ロンダ降臨&ノゲイラ兄弟ダブル参戦!」にゲスト出演した。
もともとプロレスファンで、格闘技は「UFC初期のホイス・グレイシーvsケン・シャムロックのころから見ていた」という福田だが、実は格闘技番組の出演は今回が初めて。
「総合格闘技「PRIDE」のブームが落ち着き、格闘技を見ることがなくなっていたのですが、1年前にWOWOWに加入したのをきっかけにUFCを見たらめちゃくちゃ面白かった。それからすっかりハマっています!」と興奮気味に語った。
ただ、ルール面も含めて分からないことが多かったことから、「解説のTK(高阪剛)さんに直接聞けばいいと思った(笑)」と、番組出演を直訴。マネジャーはもとより、友人の友人まで巻き込み、WOWOW本社へ直談判を行なったことで、今回の出演が決まったという。
初めての格闘技番組の収録を終えた福田は「僕の役割は間口を広げるとうか、UFCを分からない人を代表して色々と聞くことができればと。今回は笑いより楽しむことを優先しました(笑)」と感想を語った。
格闘技観戦から離れていながらUFCにハマった理由については「UFCには世界中の国から一番の選手が集まっていて、“リアルな天下一武道会”。各選手個性があって本当に面白い。個人的にはアンソニー・ペティス(前UFC世界ライト級王者)が華があって好きですね」と話し、この日のメーンイベントで圧勝した女子バンタム級王者のロンダ・ラウジーについては「女子の総合の試合は面白いというイメージがあまりなかったのですが、ロンダ選手はすごかったですね! 強過ぎて誰も敵わないんじゃないでしょうか」と絶賛した。
また、9月27日(日)に格闘技の聖地・さいたまスーパーアリーナで開催される「UFC JAPAN 2015」については「PRIDEで活躍したジョシュ・バ―ネットと、昨年も出場したロイ・ネルソンのメインに注目したいです。打撃ならネルソン選手だけど、ジョシュ選手は何でもできるので、試合を楽しみにしています」と話し、「日本人選手にも活躍してほしいです。PRIDEの桜庭(和志)さんや藤田(和之)さんのような圧倒的な魅力のある選手がいないと国内で火はつかない。アメリカでMMA(総合格闘技)人気はアメフトやベースボールのメジャースポーツに割って入ろうとしていて、多くの子どもがUFCに興味を持っているらしいです。日本もそうなれば…」と、新たな日本人スターの誕生に期待を寄せた。
UFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)は、八角形の金網(オクタゴン)をフィールドに、1993年にアメリカで始まった総合格闘技。初期は“何でもあり”の過激なルールで話題を集めたが、現在はルールも整備され、男子8階級、女子2階級で争われている。世界中から選ばれたトップファイターのみが出場権を手に入れられ、トップ選手のファイトマネーも高騰し、選手層、大会規模とも世界最高峰に位置している。
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