綾瀬はるかがヒロシマで見詰めた戦後70年

2015/08/05 21:17 配信

芸能一般

戦争証言を聞き続けている綾瀬はるかが、「NEWS23」の特番に出演(C)TBS

戦後70年たった'15年8月6日(木)、「NEWS23」(TBS系)は放送時間を拡大して、「NEWS23スペシャル“あの日を遺すために”ヒロシマ70年」(夜10:54-0:23、TBS系)を放送する。戦争証言を聞き続けている綾瀬はるかと共に、広島から中継を挟みながら、戦後70年を見詰めていく。

綾瀬は、今回初めて、広島の原爆さく裂時に至近距離の500m圏内で被爆した人々に出会う。そこは死亡率98%という死のエリア。綾瀬は原爆直下で起きた破壊の真実、半致死量を超える放射線の恐怖に向き合う。

思い出すだけで心も体も苦しくなると取材を断り続けた近距離被爆者が、初めて秘めた思いを綾瀬に打ち明ける。

また、原爆投下2カ月後に日本人カメラマンが撮影した広島の映像を初めて4K化。今までの技術では見えなかった細部に至るがれきの街や重傷人の映像から、当時の凄惨(せいさん)な様子をより鮮明に伝える。

さらに、被爆3時間後、広島市の御幸橋で撮影された写真を公開する。そこに写る被爆者で存命が確認できるのは2人。一人は血まみれのセーラー服姿の女性、もう一人は服もろとも焼けただれて座り込む男性だ。

2人は、被爆の記憶を語り継ぐため、新たな決意をする。それは、あの日の光景をCGで再現すること。制作には広島の高校生たちがあたった。被爆の惨状に一歩ずつ迫る高校生と被爆者たち。あの日を遺すために…制作過程で生じる彼ら苦悩や葛藤を浮き彫りにしながら、“継承”の意味を考えていく。

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