東京・丸の内のJPタワー商業施設「KITTE」で8月12日から29日(土)まで「はっきよいKITTE」が開催される。初日となる8月12日、元大関琴欧洲の鳴戸親方と筧美和子が「はっきよいKITTE土俵開き」に参加した。
同イベントは相撲の文化を身近に感じることができるイベント。相撲を全身で体感できる「大(だい)すもう展」を開催する他、アトリウム中央に設置された土俵では、子供たちが親方に挑戦する「ちびっこ相撲KITTE場所」が行われる。最終日の「大相撲KITTE場所」では横綱の土俵入り、幕内力士による取組やトークショーなどを観覧することができる。
東京都内では15年ぶりとなる巡業に、鳴戸親方は「私も相撲の世界に入って13年になるが、こういう(商業施設での)巡業は初めて。現役として土俵に上がってみたかった。東京の真ん中、東京駅の目の前に土俵がある。東京の方だけではなく、地方の方も来られる。巡業はお相撲さんが近くを通るから、握手や写真を撮ることができるし、相撲甚句など本場所で見られないものがいっぱいある。巡業は楽しい」とPR。
最近、相撲が好きになったという筧は、実際に設置された土俵を見て「普段は人が行き交うところに土俵があるってギャップがすごい。和風の建物の中にあるものだと思っていたから不思議な感じ」と驚いた。
さらに、筧は「大すもう展」で体験できる「すもう撮りカメラ」を実演。自身の顔が力士に変身した写真が作成され、名前を入力するとしこ名も表示される。髪を結った「美和の富士」の写真を見た筧は「(実際に)いそう。お餅みたい。戦えるのかな」と笑顔。
また、「夏らしいことはまだしていない。絶対にお祭りか花火大会に浴衣で行きたい」という筧に、鳴戸親方が「29日は? ぜひ浴衣で」と、巡業への来場を誘う場面も。筧は「いいですね。マネジャーさんに確認しないと」と、初の大相撲観戦に前向きだった。
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