石原さとみ巨人斬った「食べちゃうぞ」

2015/08/14 22:17 配信

映画

映画「進撃の巨人」大ヒット御礼舞台あいさつに参加した三浦春馬(中央)、石原さとみ(右)、本郷奏多

映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」(公開中)の大ヒット御礼と、dTVオリジナル「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」スタートを記念した舞台あいさつが8月14日に都内で行われ、出演者の三浦春馬石原さとみ本郷奏多桜庭ななみ渡部秀武田梨奈水崎綾女平岡祐太が登壇した。

映画は427スクリーンで公開中。公開13日目となる前日までに動員137万人、興行収入18.4億円を記録し、フィリピンでは公開初日となる8月12日に日本映画史上最高を、8月13日の香港デイリーランキングでも1位を記録した。

石原は「先日、アメリカで『公開が待ち遠しい』と言っていただいた。日本以外でも知っていて、日本映画を楽しみにしてくれている人がいるのはすごくうれしいし、こうやって大ヒット御礼であいさつができることが、すごくすごくうれしい」と笑顔を見せた。

本郷は「公開1週目より2週目の方が興行成績がいいというのはすごいこと。この調子だと5年後には1億人が見てるんじゃないかなって」と冗談を交えつつ、「いろんな意見があるだろうなって始まる前から分かっていたけど、やっぱりこれは良作だと思う。そういう(好評な)意見を聞くので安心している」と、三浦も「今まで参加させていただいた作品以上に注目度が高く、大勢の方の声を聞く」とヒットを喜んだ。

8月15日(土)からはdTVで映画と連動したオリジナル作品「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN 反撃の狼煙」の配信が始まる。映画では描き切れなかった「人類存亡を賭けた巨人との闘い」に挑む兵士たちの姿を全3話にドラマ化した。

作品を見たという三浦は「1話目でハンジの今までの研究と努力をフィーチャーしているが、これが本当に素晴らしい。本編の石原ハンジも好きだけど、dTVを見てもっと好きになった。ハンジの魅力をギュッとつかんでいる石原さんがいた。すごい尊敬した」と絶賛。

石原は「早口で説明するところがあるが、途中で早送りにされている。でも、その間も全部せりふを言っているから、できれば巻き戻して(笑)。その思いを受け取ってもらえたら」と撮影の苦労を明かし、「dTVですごく好きなシーンがあって、漫画と同じせりふで、監督に『このコマのこの顔をどうしてもやりたい』と、わがままを言わせてもらった。原作を知っている人は見比べていただけたら、なお面白く思ってもらえる」とPRした。

さらに、ステージには巨人ケーキが登場。前篇では刀を抜くことのなかった石原が、巨人の弱点であるうなじに刀を入れ「これをきっかけに“進撃の巨人ケーキ”がはやったらうれしい。クリスマスは進撃の巨人で“食べちゃうぞ”みたいな(笑)」と照れながらぶりっ子する場面も。

最後に、石原が「原作があるものを演じることができるというのは、すごくすごくありがたいこと。なぜなら、資料があるから。見本となるものがあるし、勉強できるし、研究できるし。そこ(原作)に愛を持ってくれている方が、同じくらい(映画にも)愛を注いでくれるかもしれないし、ちょっとだけ愛を注いでくれるかもしれないし、それ以上の愛を注いでくれるかもしれない」と持論を展開。「私的には挑戦的な役だった。樋口(真嗣)監督、dTVの足立(公良)監督には新しい自分を発見させていただけた。こんな大作に参加できて幸せ」と感謝した。

三浦は「気に掛けてくださった皆さまのおかげで僕たちはここに立てている。まだまだ進撃の夏、秋は続いていく。9月19日公開の(映画の)後篇の準備を、前篇でしていただけたら。dTVの方は本当に『進撃の巨人』を勢いづけてくれる内容になっている。ぜひ見てほしい」と呼び掛けた。