都内で「Dステ映画祭2015」の舞台あいさつが行われ、D-BOYSの荒木宏文、荒井敦史、池岡亮介とスペシャルゲストの遠藤雄弥が登場した。
「Dステ映画祭2015」は、俳優集団D-BOYSによる演劇ユニット公演「Dステ」で過去に上演した16作品の中から人気の高い6作品を、映画館のスクリーンで上映するというイベント。今回は「Dステ映画祭2015」開催と、'15年秋の「夕陽伝」上演を記念して舞台あいさつが行われた。
朝早い時間からのイベントにもかかわらず、大勢のファンが駆け付けていることに、初演の「完売御礼」('07年)からDステに出演してきた荒木が「劇場に足を運んで芝居を観てくれる熱意のある方がいることが本当にうれしい」とファンたちに語り掛け、さらに「役者をやっていて、そういう方たちに支えられているんだなと心から思っています」と感謝した。
また、'12年9月にD-BOYSを“卒業”した遠藤は「Dステ映画祭2015」について「僕自身、すごく斬新に感じた企画でした。シネクイントさんが僕らに目を付けてくれたことがうれしかったです」と喜びをあらわに。
それぞれ心に残る公演を聞かれると、これまでに「ラストゲーム」('10年)、「TRUMP」('13年)などに出演してきた荒井が「『十二夜』('13年)で、同級生の池岡と濃厚なキスをしたことですね。高校の同級生が見たら『おまえら、気持ち悪っ!』ってなるんじゃないかなって」と当時の思いを明かした。
さらに、荒井が「口の中の水分を全部持っていかれました(笑)」と言うと、そのキスの相手である池岡が「その日、(その公演の)千秋楽で、演出家から『一番長く(キスを)してくれ。満足いくまでやればいい』と言われたので、満足いくまでやらせてもらった。『スペシャルロングー!』って言いながらチューしたよね(笑)」と真相を語り、会場を沸かせた。
その話を楽しそうに聞いていた遠藤も「僕も荒木と濃厚なキスをしましたね」と告白。「稽古中からチューするという流れがありまして。Dステはいろいろチャレンジさせていただく機会が多い、チャレンジ精神がある舞台なんです(笑)」と語った。
最後に、荒井、池岡と共に10月22日(木)から始まるDステ第17回公演「夕陽伝」への出演を控えている遠藤が「17作目にして、最もDステらしい作品になると思っています。集大成ってわけじゃないですけど、今後のDステがどうなっていくんだろうと思わせてくれる、非常に楽しみな作品です!」とアピールした。
「Dステ映画祭2015」は、9月4日(金)まで開催。来場者には作品ごとのDVDジャケット絵柄オリジナルミニクリアファイルが配布される。Dステの名作を大きなスクリーンで楽しんでみては。
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