8月17日、8月末でグループから卒業するSKE48・松井玲奈の卒業記念イベント「ファンのみんなへ感謝祭」と題し 「―メッセージカードお渡し会」が、さいたまスーパーアリーナで行われた。
同イベントは、8月12日に発売された松井玲単独ソロセンター曲「前のめり」の初回限定盤に封入されているイベント参加券を、イベント当日に整理券と引き換えれば誰でも参加できるというもの。雨が降りしきり、お盆明けの月曜日にもかかわらず会場周辺は、松井を一目見ようとファンが大集結し、早くも朝10時30分ごろには引換券の交換が終了してしまう人気ぶりだった。
朝11時過ぎ、「雨の中、お越しいただきありがとうございます。皆さんの思い出になるようなイベントになればいいなと思います。きょうは一日よろしくお願いします」という浴衣姿の松井のあいさつでイベントがスタート。松井の感謝の気持ちを込めた直筆メッセージカード(全6種)を約5000人のファンに手渡していった。
会場内では、松井が“DJ 玲奈”として選曲したオリジナルプレーリストをBGMで流したり、自身の休憩時間にアリーナ内を回り、スタンド席で待っているファンに感謝の気持ちを伝えた。
さらに、会場内に設置された「あなたにとって、松井玲奈という人物を漢字で表わしてくださいと言われたら、どんな感じ?」というテーマで、SKE48のメンバーが「太陽(松井珠理奈)」「愛(高柳明音)」「恩人(谷真理佳)」「雲(須田亜香里)」など、松井を“漢字”で表現した色紙を展示するコーナーで、色紙をイジっていく一幕も。
「色白」と書かれた東李苑の色紙には「私、李苑にいろいろしたのに…。(北川)綾巴は『優(しい)』って書いてくれたんですよ!」とツッコんだり、後藤理沙子の「大羅」や山下ゆかりの「凸凹」に悩む場面も。
また、本人がこれまでに着用した思い出の衣装5着の動画をスクリーンに投影する演出もあり、来場者を楽しませた。
そして夜7時前に、準備されていた全てのメッセージカードを渡し終えると、会場に残って見守っていたファンに向けて、「感謝の気持ちと、また会えますようにという気持ちを込めてつづった言葉なので、皆さんの心にちゃんと届いていればうれしいなと思います」とあいさつすると、ファンからは拍手とともに「玲奈ちゃんありがとう」という大きな声援が上がり、それに応えるように一礼と手を何度も振り返し、イベントは無事終了した。
【手書きメッセージ】
「応援ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。」
「新しい一歩。ゆっくりでも進む姿を見てもらえますように。」
「SKE48は私の青春時代です。これから先もずっと忘れません。」
「みんなの応援でここまで来られました。私を見つけてくれてありがとう。」
「これからもずっと、一緒にたくさんの事を共有し成長できますように。」
「また会えますように。ありがとうございました。」