広瀬アリスの「なんとかしなきゃ!」は、妹のすず!?

2015/08/19 16:15 配信

芸能一般

フィリピン視察帰国報告会を行った広瀬アリス

広瀬アリス・すず姉妹が「なんとかしなきゃ!プロジェクト」に賛同し、メンバーとして加入。姉・アリスがフィリピン視察の帰国報告会を8月19日に都内で行った。

同プロジェクトは、多くの課題を抱えている発展途上国について一人でも多くの人に知ってもらい、解決を目指した国際協力の必要性を社会全体で共有したい、という主旨で活動。それぞれの立場でできる国際協力に参加するきっかけとなることを目指している。

アリスは7月にフィリピンを初訪問。「ごみを燃やしてはいけない」という規則で大きな山となっているごみの現状や、現地の人の生活、フェアトレードの活動などを見て回った。

“エシカルファッション”で登壇したアリスは「家に帰って、ご飯を食べて、テレビを見て、お風呂に入って、布団で寝てという、私たちには当たり前の生活が現地にはない。固定概念を崩された。テレビで見るのと現地で実際に見るのでは全然違う」など、現地で感じたことを報告。

「違う環境を間近で見させていただいたことは、お芝居にもいつか生きると思う。今回に限らず、毎日生活していくことがお芝居の勉強だと思っているから、今回は濃厚な期間を過ごさせていただいた。また行きたい。今度は一緒に物づくりに参加させてもらいたい」と、今後の活動についても意欲を見せた。

また、現地では妹・すずへの誕生日プレゼントとして台本カバーを制作。アリスがデザインしたものを、フェアトレードによって仕事をしている現地の人の協力で完成させた。

プレゼントを受け取ったすずの様子については「いやぁ、かわいかった(笑)。素直に喜んでいてうれしかった」と笑顔を見せ、「彼女が(台本を)持っているイメージができる色や形にした。一緒に住んでいるから、彼女の趣味みたいなものは一番分かっているつもり」と胸を張った。この模様は8月30日(日)朝11時30分からBS日テレで放送される。

また、エシカル協会代表を務める末吉里花と、身近にあるフェアトレードやエシカルの取り組みについてもトーク。「服でも雑貨でもかわいい、欲しいと思うのは大事」と若い消費者としての意見を述べ「フェアトレードの商品はデザインがいいものも多い。買うことぐらいしかできないが、若い人に興味を持ってもらいたい」と、今後も「なんとかしなきゃ!プロジェクト」の活動に協力していくことを誓った。

イベント後には「自分の中で“なんとかしなきゃ”と思っていることは?」と聞かれ、アリスは「(姉妹それぞれ)自分の部屋で寝ているが、なぜか4日前からすずが私の部屋で寝ている。すごく邪魔なので何とかしなきゃって思っている」と暴露。「理由は分からない。勝手に私の部屋に入って来て寝てる。『すずは一生お姉ちゃんの部屋で寝るからね。いいんだね』とか言って。本当に何とかしなきゃ」と困り顔を見せながらも、姉妹の仲の良さを感じさせた。