8月23日(日)の大河ドラマ「花燃ゆ」(NHK総合ほか)では、いよいよ薩長同盟が結ばれる。
「花燃ゆ」は吉田松陰の妹・美和(井上真央)を主人公にした青春群像劇。幕末の動乱の中で、夫・久坂玄瑞(東出昌弘)を亡くした美和は、藩の奥御殿で次期藩主の妻・銀姫(田中麗奈)に仕えている。
前回放送では、高杉晋作(高良健吾)率いる反乱軍が、重臣・椋梨藤太(内藤剛志)ら保守派に勝利。長州藩が再び改革・倒幕に舵を切った。一方、銀姫から世継ぎ・興丸の守役に任命された美和は、病を患う父との再会を経て、あらためて奥御殿で働き続ける覚悟を決めた。
8月23日(日)放送では、城内で世継ぎである興丸と共に学び競わせる同朋「御小姓」選びが進められ、美和も人選に頭を悩ませる。そんな折、高杉が奥御殿へやってくる。高杉は、幕府と戦うために宿敵・薩摩藩と手を組むべきだ、と提言しに来たのだ。
予想だにしない発言に驚く美和。もちろん、藩内でも多くの反対意見が巻き起こる。しかし、義兄・小田村伊之助(大沢たかお)も坂本龍馬(伊原剛志)と出会い、薩摩と組むことが必要だという思いを強めていた。
だが、美和にとって、薩摩は夫・久坂を死に追いやった相手。伊之助にも、そんな薩摩との同盟を受け入れられないと訴える。すると伊之助は、獄につながれた椋梨と再会したときのことを語り始める。伊之助にとっても、兄を処刑した憎い相手。しかし、その椋梨と話をして、彼を許すことを決めたという。
伊之助が語った、“許すことの意味”とは。さらに、これまで何度も映像化された薩長の会談シーンで、“伊原剛志版”坂本龍馬がどう立ち回るかにも注目してほしい。
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