表参道高校合唱部！ 山田アンドリュー役・瑛を直撃！

毎週金曜に放送中のドラマ「表参道高校合唱部！」(TBS系)で、合唱部員の山田アンドリューを演じる瑛にインタビューを敢行。

若い女性層を中心に話題沸騰の瑛は、クラスの“圏外”に属し、合唱部の前でしか素を見せられないひ弱な山田アンドリューを熱演する。

一方、普段は男性ファッション誌「smart」(宝島社)の専属モデルを務めるなどスタイリッシュな世界で活躍する一面を持つ瑛に、ドラマの撮影現場でのエピソードや今後の目標などを語ってもらった。

――役どころを教えてください。

気弱な性格なのでクラスの中では圏外だけど、合唱部のメンバーと歌う時は真剣に楽しく歌う生徒です。

山田アンドリュー役に決まった時、実はどんな役なのかを知らなかったんです。圏外の生徒だっていう話だけは聞いていたのですが、ドラマのHPを見ていて“気弱なハーフ”な役だと知りました。

――“気弱なハーフ”を演じる上で心掛けていることは？

気弱な性格であってもはしゃぐところはちゃんとはしゃいだりと感情を使い分けて表現しています。特に合唱部のメンバーと旧音楽室にいる時の表情やテンションには“身内感”を出すように心掛けていますね。

――同世代の方が多い撮影現場はいかがでしょうか？

本当に楽しいですね。なぜか僕はひたすら共演者のみんなからいじられています！　アンドリューの名前をわざと間違えて呼ばれたり(笑)。

中でも泉澤(祐希)さん、志尊(淳)さん、堀井(新太)さんの3人にいじられていますね。内心すごくありがたいですけど。

――では、主演の芳根京子さんの印象を教えてください。

みんなから田舎の子っぽいって言われているんですけど、僕はすごくキャピキャピしている女の子だなって思います。あと、真っすぐな性格が真琴に似ている気がしますね。

――以前、芳根さんも撮影が進むにつれて、真琴に似てしまうかもとおっしゃっていました。

この前の撮影で、芳根さんが独り言を話すシーンの時に「わたくし…」ってつぶやいていたんです。あまりにも普段の芳根さんだったので、その発言を聞いた人たちから、「今、素の芳根さんだったでしょ？」ってツッコまれていましたね(笑)。

――これまでに披露した合唱曲はご存じでしたか？

もともとJUDY AND MARYさんの「そばかす」が好きで、「Over Drive」は以前から知っていました。良い曲だなって思っていたので、歌うことが決まった時はうれしかったですね。

――実際に歌ってみていかがでしょうか？

やっぱり合唱となると、歌い方に違いを感じました。僕は主旋律を歌っていなくて、ハモるとさっぱり歌詞が分からなくなってしまうこともあって…。自分の中では大パニックになりました。

――やはり合唱のイメージは変わりましたか？

歌うってこんなに難しいんだなって…。運動部っていうイメージより、筋トレ部って感じです(笑)。きっとドラマが終わるころには、腹筋が割れているんじゃないかなって思えるぐらいに衝撃的なトレーニングでした。

――学生時代、合唱コンクールの経験はありました？

中学3年生の時に、民謡の「俵積み唄」を合唱コンクールで披露しました。当時の僕は、クラスの中で目立つタイプの生徒ではなかったんですけど、ソロパートで歌うことにも挑戦しましたね。しかも全校生徒の前で(笑)。

――すごくチャレンジ精神がありますね。

思い返してみるとなんでソロパートに立候補したのか分からないんです。きっとそのころは、挑戦してみたかったんですかね。やっぱり合唱シーン中にはそのころの恥ずかしかった気持ちや頑張った思い出がよみがえります。

――今後、役者として挑戦したいことはありますか？

今、挑戦してみたい役柄が2つあるんです。1つは、格好良いヤンキー(笑)。もう1つは坊主の役を演じてみたいです。ブリーチをして髪の毛を明るくしたことはあるので、坊主になって髪の毛から生まれ変わりたいなぁと(笑)。どちらもやったことがない役柄なので挑戦できたらうれしいです。

――ちなみにプライベートでは？

川に行ってバンジージャンプをやりたいです！　でも僕は虫が嫌いなので、その願いをかなえるのは厳しいかな…とは思っていますが行ってみたいですね。

――最後にドラマの魅力を教えてください。

一度は諦めかけていた合唱部が、真琴の転入によって心が動かされました。もう一度挑戦してみようって思う気持ちが周りに広がり、合唱に心を動かされた生徒が仲間になって、合唱をしたくなる…っていう“歌の力”を視聴者の皆さんにも届くように歌いたいと思っています。

僕自身もこのドラマから“歌の力”を感じているので、皆さんにも“歌の力”に注目してもらいたいです。