毎週木曜に放送中の武井咲主演木曜ドラマ「エイジハラスメント」(テレビ朝日系)で、武井演じる英美里をいじめる高橋心音役の内藤理沙、野田ミカ役の原幹恵に直撃。
【「エイハラ」内藤理沙×原幹恵“女子トーク”(前)より続く】
――武井咲さんが演じる英美里のキャラクターについての印象は?
内藤:入社4カ月であれだけ意見が言える子なんて、今の時代にいるんですかね? むしろすぐに会社を辞めちゃうような人の方が多いと思うので、あれだけ仕事に一生懸命なのは珍しいんじゃないでしょうか。
逆に言えば英美里の姿を見て、これから社会人になるという人に頑張ろうって思ってもらえたらいいですね。
原:私は逆で、こんな新入社員いたら絶対嫌ですね! ミカみたいにいじめたくなっちゃう(笑)。自分の意見もズバズバ言うし、社会人としてしちゃいけないでしょっていうことを普通にしちゃうじゃないですか。
直属の上司を飛び越えてもっと上司に直談判しに行くとか。そういうピュアさはすてきだなと思うんですけど、自分が本当に英美里の先輩だったらカチンとくると思います。
――武井さんご自身の印象はどうですか?
原:咲ちゃんはすごく大人だなって思います。まだ若いのにすごく落ち着いていて。現場でも座長として周りをちゃんと見てくれているなって感じがします。安心します。
全然キャピキャピしていないんですよ! でも、咲ちゃんが何かの話をし始めて、だんだん熱くなってくると急にキャピキャピし始めるんです。そのギャップがすごくかわいくて(笑)。
内藤:私はこれまで何度かドラマでご一緒させてもらっていますが、今回は特に役とのギャップがすごくてかわいいです。普通にポ~っと見とれちゃうんですよ。休憩中に咲ちゃんが何かをしているのを見るとかわいいなあって、ほほ笑ましく見ています(笑)。
――6月の会見で「この夏に闘いたいこと」として、内藤さんは“紫外線”、原さんは“甘い物”と答えられていましたが、その後どうですか調子は?
内藤:負けそうな気がしています(笑)。ずっと太陽(晴れの日)が続いていて、強い日差しが襲ってきていますから…。でも、夏はまだこれからですし、紫外線との勝負はこれからです!
原:私の場合、現場に“甘い誘惑”が多くて、常に負けています(笑)。甘いパンが好きなので、いつも朝はコンビニに行って甘いパンを買っちゃいます。コッペパンが好きで、味で言えばマーガリンと粒あんが好きです。でも、あれ一個500カロリーくらいあるので「ダメダメ!」って思いながら…食べちゃっています。
内藤:私の場合甘いものは闘う相手というより、友ですね。いて当然の存在です。食事の最後にはデザートをちゃんと食べないと気持ち悪いです。むしろデザートを食べないと私の食事は終了しません。
原:やっぱり負け続けそうですね。夏なので女の子としては露出が多い格好もしてみたいじゃないですか。おなかが露出した服装がはやっているので、おなかが出ないよう食べ過ぎに気を付けなきゃって思っているんですけど…。でも、撮影の間はやっぱりダメかもしれません(笑)。
――ではむちゃぶりです。総務、繊維二課、専務など、このドラマの男性キャラで誰か一人を異性として選ぶとしたら誰になりますか?
原:うわ~…誰だろう。みんな嫌だな~不倫している人もいるし(笑)。
内藤:私は佐田(要潤)さんかな! イクメンだし。お願いしたら何でもやってくれそうだし~(笑)。もし子供がいなかったとしても何でもやってくれそうだし、ちゃんとお給料持って帰って来てくれそう(笑)。浮気もしなそうだし!
原:確かに一番佐田さんがまともな人かも。うわ~…取られたあ~!(笑)
内藤:取った! 取った~! 被りはダメだからね~(笑)。
原:どうしよう…。誰だろう。究極過ぎません?(笑) でも、佐田さん以外なら伊倉(杉本哲太)さんかなあ。本当に究極の選択ですけど。旦那さんが毎日会社で鉛筆を削っていると思ったらすごく嫌ですが、優しいし、いろいろお話をしてくれると思うので。心優しさに引かれて伊倉さんにします(笑)。
――夏もそろそろ終わりですが、この夏の思い出は何かありましたか?
原:撮影が始まる前ですが、千葉のマザー牧場に行きました。友達とプライベートで、初めてのバンジージャンプをしました。バンジーと言っても初心者向けの低いやつですが。やる前までは意気揚々としていたんですけど、いざ台に上がると怖くて飛び降りるまでにすごく時間が掛かっちゃいました。でも、この夏のいい思い出になりました。
内藤:私ってすぐ思い出とか忘れちゃうんですよ。なので思い出ではなく、この夏にしてみたいことはプールに行くことです。泳げないんですけど、水浴びがしたいな(笑)。プールの経験はありますし、水泳教室にも2年くらい通わせてもらったんですけど、結局泳げませんでした。
水浴びは好きなので、この夏にプールに行きたいですが、そこには紫外線という強敵がいますからね(笑)。闘わなきゃいけないので、もしかしたら延期になるかもしれません。
――最後に後半戦へ向けて作品の見どころを教えてください。
原:『エイジハラスメント』を受けている立場からすれば、次長に誰かがガツンっと言って辞めてほしいです。傷つくような何かがあればいいなって。やっぱり「な~んちゃって」って言えば何でも許されると思っているんじゃないよって思いますからね。“ハラのデパート”にガツンと決めてほしいなあ。
そういう痛快なところもたくさん出てくると思いますし、英美里へのいじめもだんだんエスカレートしていくのかな~って勝手に予想しています。最後は実際にこういう社会で働いている方がスカっとするような、爽快な気分で終わるような内容になるんじゃないのかなと思うので、楽しみにしていただけたらと幸いです。
内藤:たぶんこれから私たちの英美里へのいじめもすごくなると思うので、そのあたりを存分に出していければいいなって思います。視聴者の方に「心音役の子、すごく性格悪そう」って思われるかもしれないんですけど、こういう役を演じているなら嫌われたもん勝ちですから(笑)。皆さんにスッキリしてもらえたらいいな。
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