海外アニメ「アドベンチャー・タイム」と海外ドラマ「GRIMM/グリム」による、日本で世界初の異色コラボが実現した。
アニメ「アドベンチャー・タイム」は、アメリカで'10年にTV放送が開始。不思議な世界を舞台に、ヒーローになりたいと願う少年・フィンと、特殊な力が使える犬のジェイクが大活躍する冒険ストーリー。日本のアニメ監督の湯浅政明がエピソード監督を務めたことでも話題となった。
パワフルでシュールな展開と深いストーリー性、ポップでかわいいキャラクターが特徴で、日本でも'12年から放送が開始され、子供から大人まで幅広い世代で人気を集めている。
一方、ドラマ「GRIMM/グリム」は、アメリカで'11年からTV放送が開始。殺人課の刑事ニックは、日常生活の中で普通の人の顔が瞬間的に恐ろしいモンスターに変貌するビジョンを見るようになる。
実はニックは「グリム童話」の作者として知られるグリム兄弟の末裔(まつえい)で、彼らが書き残していた物語は実在するヴェッセン(魔物)たちとの闘いの記録だった。ニックはヴェッセンたちの正体を見抜くことができる能力を生かしながら、奇怪な事件を解決していく。
アメリカの若い視聴者を中心に人気となり、高視聴率を獲得。日本でも、海外ドラマ専門チャンネルでシーズン3が放送されている。
今回のコラボレーションは「アドベンチャー・タイム」のキャラクターたちが、「GRIMM/グリム」のキャラクターをパロディー化したもの。アメリカの作品が日本で世界初のコラボレーションすることとなり、日本オリジナルの描き下ろしイラストが制作された。
また、10月13日(火)から10月25日(日)まで大阪・なんばマルイ、10月15日(木)から11月3日(火)まで東京・渋谷マルイでそれぞれ開催される「アドベンチャー・タイムショップ」にて、各店先着1000人にポストカードがプレゼントされる他、屋外広告なども掲出される予定となっている。
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