アイくるガールズ、フラとココブラでロコドル日本一!

2015/09/01 12:05 配信

芸能一般

福島県いわき市・アイくるガールズが「汐留ロコドル甲子園2015」優勝

全国のロコドル(ご当地アイドル)が日本一を目指す「汐留ロコドル甲子園2015決勝戦」が、東京・日テレタワーの大屋根広場特設ステージで行われた。

「汐留ロコドル甲子園2015」は、全国58組のロコドルが歌とダンスとご当地“珍土産”で、日本一のロコドルを目指すイベント。7月25日から16日間にわたって行われた予選を勝ち抜いた8組と、敗者復活戦で選ばれた2組の計10組が決勝戦に出場した。

決勝戦では、さくらんぼんBom(山形県)、アイくるガールズ(福島県いわき市)、水戸ご当地アイドル(仮)(茨城県水戸市)、パツイチモンスター(栃木県)、Menkoiガールズ(群馬県邑楽館林地域)、9-Bit報道部(東京都)、川崎純情小町☆(神奈川県川崎市)、H&A.(静岡県浜松市)、SunRisa(大阪府&京都府)、MilkShake(長崎県)が激突。アイくるガールズが見事、激しい戦いを制してロコドル日本一に輝いた。

“フラガールが生まれた街”いわき市からやってきたアイくるガールズはトリとして登場し、リーダー・りおっちのフラダンスでステージがスタート。自身のダンスに「100点です!」と自画自賛のりおっちに、「フラの歴史を知らない」としてメンバーが珍土産「いわき市のフラの歴史」を紹介することに。

「今から50年ほど前、本州で1番大きな炭鉱がいわき市にありました。その炭鉱が閉山になってしまい、いわき市の経済が急速に落ち込んでいきました。そこで、炭鉱の湧水を使って、いわき市にハワイを作ろうという計画が持ち上がりました。そこで立ち上がったのが、元祖フラガールたちです。暗くなっていたいわき市を、笑顔とダンスで元気にしました」(まりりん)、「腰に付けているフサフサのは腰蓑、髪に付けているのはハイビスカス、首に掛けているのはレイといいます。どれもフラダンスではおなじみのアイテムですね」(しーたん)、「ココナッツの殻でできたブラジャー“ココブラ”です」(かなるん)と、それぞれがフラダンスについて解説した。

「(これらは)いわき市にある温泉テーマパーク・スパリゾートハワイアンズで購入できます。いわき市にお越しの際には、ぜひお立ち寄りください」と地元をPR。その後、「恋色スターマイン」「七浜クイーン」の2曲で会場を盛り上げた。

優勝が決まり、りおっちは「後ろで優勝はむりだって諦めてて…。でも、こんなにたくさんの方が応援に来てくれて、初めて見た方もアイくるの応援をしてくれて、優勝をつかむことができました。素直にうれしいです」とうれし泣き。勝因を聞かれ、まりりんは「ずばり、私たちと、今日来てくれたクルーさん(ファン)との結束力です!」とファンに感謝した。

一方、惜しくも準優勝となったさくらんぼんBomは、「気をつけ!」「ぼん!」「これからさくらんぼんBomのライブを始めます、礼!」「ぼーん、ぼーん、ぼーん!」という恒例のあいさつで登場。「山形を元気に、山形を笑顔に、山形をパワフルに!をモットーに活動している山形ご当地アイドル」とグループを紹介した。

また、応援に駆け付けた蔵王温泉スキー場メインキャラクター・じゅっきーくんと、お母さんのむひょこちゃんと共に「皆さん、蔵王に来てけろな、ぼん!」「私たちご当地アイドルは、地元のピンチを助けるのも役目だぼん!」と山形をPR。「ありがとぼん!」「聞いてください、ぼん!」と、何にでも語尾に「ぼん」を付けてしゃべる中学生ご当地アイドルユニットに、会場のファンも頬を緩ませていた。

その後、持参した珍土産について「きょうもしつこいようだけど、さくらんぼの漬物を持ってきました。ぜひ、山形に来て食べてくださいね」(ゆめめ)、「さくらんぼカレーを持ってきました。ピンク色してるんだよ!」(のの)、「じゅっきーくんの100%お米スナックです! 食べたい人? でも、あげない!! 食べたい方は山形に来てください、ぼん!」(Saki)、「何も持ってきてなくてごめんなさい! じゅっきーくんの心の声が分かっちゃいます」(かいり)とそれぞれコメント。「♪さくらんぼんBom」「ぼんBomワールド☆」を元気に歌い上げた。

準優勝という結果に、メンバーは悔し涙。ののは「1位を狙っていたので、すっごく悔しいです。でも、楽しいライブだったので、悔いは飛んでいったかな」と笑ってみせた。

予選を1位で通過した水戸ご当地アイドル(仮)は、結局3位という結果に。「毎日、納豆食べてっけ?」「水戸といえば納豆だっぺよ!」と珍土産の納豆を片手に、「想」「梅」「NEBAPPE☆MITOPPO」の3曲をノンストップで熱唱。予選ではねば~る君と共にパフォーマンスを行った彼女たちだが、この日は水戸市マスコットキャラクター・みとちゃんとステージを盛り上げた。

3位となり、るかは「うれしいです。正直いうと、ちょっと悔しいですが…。でも、集まっていただいた方に水戸ご当地アイドル(仮)を見せることができたし、3位というすばらしい順位を頂けたことがすごくうれしいので、これを励みに1位を目指してこれからも頑張ります!」と明るく語った。

残念ながら優勝には届かなかったが、パツイチモンスター、Menkoiガールズ、9-Bit報道部、川崎純情小町☆、H&A.、SunRisa、MilkShakeもそれぞれパフォーマンスとご当地自慢で会場を沸かせ、さらにゲストのLinQもイベントに華を添えてくれた。

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