8月19日から映像配信サービス「dTV」で独占配信中の「みんな!エスパーだよ!」シリーズの最新作「みんな!エスパーだよ! ~欲望だらけのラブ・ウォーズ~」に出演する、染谷将太、深水元基、小島梨里杏にインタビュー。
――ドラマの撮影と映画の撮影期間は空いていた?
深水「同時で、映画の合間を縫いながら撮影していました」
――連続ドラマ、スピンオフ、映画、そしてdTVオリジナルドラマだが、何か違いは?
染谷「今回は、園(子温)さんの助監督で何作もついていた綾部真弥監督になって、総監督として園さんがたまに現場を見にきたりとかあって何かよかったです。熱いものがありましたね」
小島「映画の撮影もあったので、過密で、濃密な感じを受けました」
――劇中での三河弁が当たり前な「みんな!エスパーだよ!」。自分のものになった?
染谷「スピンオフドラマの台本なんですけど、嘉郎のせりふだけまさかのミスで三河弁になってなかったんですよ。全部標準語で書かれていて、その時は自分で全部三河弁にしましたね」
小島「えー! すごいですね」
深水「やってましたね。方言指導の方がその時いなくて、『アドリブで唯一三河弁しゃべれるのって染谷だけだよね?』っていうぐらいナチュラル」
染谷「まあ、はったりですけどね(笑)」
深水「俺、絶対アドリブ部分になると全然違う『そやで』とか」
染谷「完全に関西弁じゃん!」
小島「(ドラマを)見ていたからか、耳にもすごく残っていて、台本を読んでいる時に割とナチュラルに(三河弁が)入ってきたんです。その分、やりやすかった部分はありますが、演じていてアドリブになったときに『これ、合ってるのかな?』っていうのはありました」
深水「僕は三河弁をマスターできなかったと思ってるんで…。マキタ(スポーツ)さんにも言われたけど、『三河弁じゃなくて榎本弁だよね?』って(笑)。吸収できなかったのか、勝手にやってた感じです!」
染谷「でも、みんなそうなんですけど、三河弁じゃなくて“エスパー弁”になるんじゃないかな(笑)。地元の方でも言わないような古い方言も使っている、濃ーい三河弁なので」
――自分の周りに、欲望に忠実な榎本のような男がいたら?
一同「「嫌だ!(笑)」
深水「実際いたら応援できないですよね…。ちょっとピュア過ぎて、真っすぐ過ぎて『絶対デートとかすんなよ、おまえ!』っていう(笑)」
染谷「ヤバイ!(爆笑)」
小島「客観的に見てると、『かわいい』って思いましたけど、実際にいたら相当…現実にいたら嫌!」
深水「(かわいいって)思えた? 相当変なヤツ!」
染谷「捕まりますよ。でも、捕まるような人しか出てこないドラマですが(笑)」
深水「確かに、みんなそう!」
染谷「もう、いいとか嫌だとかいう次元でもないけどね…」
――ドラマ、映画、dTVでのオリジナルドラマと絶好調の“みんエス”だが、今後の野望は?
深水「ドサまわりじゃないですかね? 文化祭とか」
染谷「営業ですかね。映画までいったんで、結婚式の余興とか、地方興行です。絶対、結婚式行きますみたいなパッケージを作ったら、絶対(依頼が)くるんじゃないかな」
深水「舞台とかじゃなくて、余興なんだね(笑)」
染谷「ちょっと、式を荒らして帰るみたいな」
深水「小島さんもドランク催眠をかけて、『皆さんもやってください』って」
小島「どれだけの方がノッてくださるか…」
深水「関西のノリのいい方から営業に周らないと!」
――ここを見てほしいというアピールポイントや見どころは?
染谷「謎に熱いラストシーンがあるので、長時間の撮影をみんなで頑張ったので、そこは見どころだと思います」
深水「あそこね!」
小島「結構長いシーンでしたもんね」
深水「視聴者の皆さんにちゃんと刺さるね」
小島「結局みんなピュアです」
深水「本当にピュア。悪い人一人も出てこない」
一同「(爆笑)」
染谷「そう、悪い人一人もでてこないですもんね! 最早、救われてんじゃないかっていうぐらい」
深水「榎本の真っすぐで、ピュアな姿をぜひ見てください!」
小島「最大のセクシーシーン。そのシーンはどれだけエロく、はかなく、切なくできるかを意識して演じたので、普段考えないような曲線美とか、しぐさとか、表情とかどれだけエロくできるかに懸けたので、そこは注目していただけたらすごくありがたいです」
染谷・深水「すごいところを見どころにしたなぁ」
染谷「単純に笑って、ちょっとほっこりして、『みんな!エスパーだよ!』の世界観だからこその、変な熱さみたいな感動を覚えていただければうれしいなと思っています」
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