2000年に一人の美少女、ボーイソプラノにうっとり

2015/09/02 17:05 配信

映画

映画「ボーイ・ソプラノ」のトークイベントに出席した滝口ひかり

9月11日(金)より全国で公開される映画「ボーイ・ソプラノ」のトークイベントが開催され、ロバートと“2000年に一人の美少女”との呼び声高い滝口ひかり、それにボーイ・ソプラノの松井月杜(つきと)が“おそろいの衣装”で登場した。

映画を実際に鑑賞したという滝口は「主人公の少年が最初愛に飢えていて、『この子最後どうなってしまうんだろう』とハラハラしたんですけど、徐々に変わっていって歌う喜びとかを感じていくのを見られてよかった」と感想を語った。

「滝口さんもおうちも貧乏だったんですよね? 愛はあったんですか?」とふられた滝口は「愛はありまくりました。愛しかなかったです」と胸を張った。

MCからロバート・山本博にも感想を求められたが、秋山竜次から「山本に感想を聞いても何の影響力もないですから」と横ヤリが。

そんな秋山は映画の感想について「何と言いますか…見やすいと言いますか…」と言葉に詰まると、山本から「おまえこそそんなコメントいらないんだよ」と逆襲を受けた。

そんな中、映画のタイトルにちなんでイベント会場にボーイ・ソプラノの松井が登場。松井は「ELECTRICITY」を披露し、滝口やロバートから大歓声を浴びた。さらに松井の指導の下、全員で劇中にも登場する「メサイヤ」を歌うことに。

歌い終わった後、4人の出来について感想を求められた松井は「はい…あの…頑張ってくださったと思います」と大人の対応で苦笑した。滝口は「いつも歌っている感じと違ってすごく楽しかったです」と告白した。

最後に映画の見どころについて馬場裕之は「幅広い世代が見てもいいんじゃないでしょうか。小学生の男の子が見ても内容も分かるし、同世代の子が出てるし。お子さまがいらっしゃる方が見てもいいですしね。全世代に分かりやすい映画だと思います」とアピール。

秋山は「ダスティン・ホフマンの渋過ぎる演技。あれがものすごい味になって。学校に行っている方々に見ていただきたいですね」と推薦。

山本は「やましい気持ちの方に見てほしいですね。心が洗われるというかすごくすてきな映画なんで。けんかしちゃったカップルとかにも見ていただいたら仲直りできるんじゃないですか」と意外な目線からメッセージを送った。

滝口は「普段合唱って触れ合う機会がないので、これを見た方々に歌う楽しさとか喜びとかを感じてもらえればいいなと思います」とイベントを締めくくった。

■映画「ボーイ・ソプラノ」:世界有数の少年合唱団を舞台に、独りぼっちの少年が厳しい指導者との出会いによって成長し、限られた時間(“奇跡の歌声”が出せるのは、少年から大人になるまでのわずかな間とされる)の中で、自分の運命を切り開いていく愛にあふれた物語。